「原口文仁」の版間の差分

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'''{{by|2019年}}'''、春季キャンプのスタートを二軍で迎える予定だったが、キャンプイン直前の1月24日に、[[大腸癌]]を患っていることを自身の[[twitter]]公式アカウントと球団を通じて公表<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201901240000338.html|title=阪神が原口の大腸がん発表、人間ドック受診で判明|accessdate=2019-1-24|date=2019-1-24|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。前年末に受診した[[人間ドック]]で判明したもので、シーズン中に実戦へ復帰することを目標に、患部の手術を受けたうえで治療に専念することを明らかにした<ref>{{Cite web|url=https://hanshintigers.jp/news/topics/info_6027.html|title=原口文仁選手について|accessdate=2019-1-24|date=2019-1-24|publisher=阪神タイガース}}</ref>。同月下旬の手術<ref>{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/01/31/kiji/20190131s00001173217000c.html|title=阪神・原口 大腸がんの手術終了を報告「順調に回復してます」|accessdate=2019-1-31|date=2019-1-31|publisher=スポーツニッポン}}</ref>、2月上旬の退院、リハビリ<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201902060000876.html|title=大腸がんと闘う阪神原口が退院報告 激励の声数多く|accessdate=2019-2-6|date=2019-2-7|publisher=日刊スポーツ}}</ref> などを経て、5月8日に中日とのウエスタン・リーグ公式戦([[阪神鳴尾浜球場]])8回裏に代打で実戦復帰を果たした<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201905080000300.html|title=阪神原口207日ぶり実戦復帰「この気持ちを一生」|accessdate=2019-5-8|date=2019-5-8|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。この試合から同リーグの公式戦18試合へ出場すると、「4番・指名打者」に起用された6月2日の対ソフトバンク戦([[春日総合運動公園野球場]])で復帰後初本塁打を記録した<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201906020000945.html|title=阪神原口が二軍戦で復帰後初の1発、矢野監督も評価|accessdate=2019-6-2|date=2019-6-5|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。セ・パ交流戦が開幕した6月4日にシーズン初の出場選手登録を果たすと、当日の対ロッテ戦([[ZOZOマリンスタジアム]])9回表1死3塁の局面で代打に起用。[[ジョシュ・レイビン]]から左翼フェンスを直撃する適時二塁打を放った<ref name="131days">{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201906040000554.html|title=阪神原口が復帰戦で適時打!がん告白から131日|accessdate=2019-6-4|date=2019-6-5|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。6月9日の対日本ハム戦(甲子園)でも、3 - 3の同点で迎えた9回裏2死1・2塁の場面で代打に起用されると、[[秋吉亮]]からサヨナラ安打を記録<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/06/09/kiji/20190609s00001173346000c.html|title=大腸がんから復帰の阪神・原口 サヨナラ打で試合を決めた「生きて野球をやれる意味がある」|publisher=Sponichi Annex|date=2019-06-09|accessdate=2019-06-09}}</ref>。このサヨナラ安打で、同月のセ・リーグサヨナラ賞を受賞した。代打での活躍に加えて、交流戦の期間中に指名打者としてのフル出場や<ref>{{Cite news|url=https://www.zakzak.co.jp/spo/news/190613/bas1906130006-n1.html|title=阪神・原口、復帰後初先発で2安打! 王会長もエール「前に突き進んで」 |publisher=ZAKZAK|date=2019-06-13|accessdate=2019-07-11}}</ref> や捕手としての起用も経験したこと<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201906080000845.html|title=阪神原口267日ぶり捕手「歓声聞く余裕なかった」 |publisher=日刊スポーツ|date=2019-06-08|accessdate=2019-07-11}}</ref> を背景に、[[2019年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]にもセ・リーグの「プラスワン投票」得票数1位で3年振りに出場。7月12日の第1戦(東京ドーム)9回裏2死1塁に代打で2点本塁打<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201907120001248.html|title=阪神原口「幸せだな…」大病乗り越え感謝のアーチ |publisher=日刊スポーツ|date=2019-07-12|accessdate=2019-07-23}}</ref>、「7番・指名打者」としてスタメンに起用された翌13日の第2戦(甲子園)2回裏の第1打席でソロ本塁打を放ったことによって、2試合にわたりながらも2打席連続本塁打を記録した<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201907130000792.html|title=原口が球宴2打席連発 阪神では03年金本以来|publisher=日刊スポーツ|date=2019-07-13|accessdate=2019-07-23}}</ref>。一軍の公式戦でも、8月4日の対広島戦(マツダ)5回表2死1塁で代打に起用されると、[[九里亜蓮]]が投じた初球で復帰後初本塁打を放っている<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/08/04/kiji/20190804s00001173331000c.html|title=意外!?阪神・原口 代打で今季1号 球宴では2戦連発も…|publisher=スポーツニッポン|date=2019-08-04|accessdate=2019-08-05}}</ref>。レギュラーシーズン全体では、一軍公式戦43試合の出場で1本塁打、打率.276、11打点をマーク。17試合でマスクをかぶったほか、チームのレギュラーシーズン3位で臨んだ[[2019年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]でも、DeNAとのファーストステージ(横浜)全3試合および、巨人とのファイナルステージ(東京ドーム)2試合で代打に起用された。結局、一軍復帰後は登録を一度も抹消されず、シーズンの終了後には[[ホセ・ロペス]](DeNA)と共にセ・リーグの特別賞を受賞した<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/11/11/kiji/20191111s00001173282000c.html|title=DeNA・ロペス、阪神・原口にリーグ特別賞 功労賞は阿部&福浦|publisher=スポーツニッポン|date=2019-11-11|accessdate=2019-11-11}}</ref>。
 
'''{{by|2020年}}'''、大腸がんの経過観察中ながら体調が安定していることなどを背景に、春季キャンプで2018年の秋季以来2年振りにキャンプへ参加。春季キャンプとしては同年以来の一軍スタートで、大腸がんの手術後初めて、練習に制限を設けないフルメニューへ臨んだ<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202001260000705.html|title=阪神原口「いい状態」2年ぶり一軍キャンプ不安なし|publisher=日刊スポーツ|date=2020-01-25|accessdate=2020-02-01}}</ref>。オープン戦以降も一軍に帯同した結果、梅野・[[坂本誠志郎]]と交互にスタメンマスクを任せる矢野の方針<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006250000780.html|title=阪神スタメン捕手は梅野 開幕6戦全て日替わりに|publisher=日刊スポーツ|date=2020-06-25|accessdate=2020-06-29}}</ref> などを背景に、レギュラーシーズンの開幕を2年振りに一軍で迎えた。6月20日に巨人との開幕カード第2戦(東京ドーム)で「7番・捕手」としてスタメンに起用されると、4回表2死無走者で迎えた第2打席で、自身および阪神の野手としてのシーズン初本塁打を放った<ref>{{Cite news|url=https://www.sanspo.com/baseball/news/20200621/tig20062105030003-n1.html|title=虎軍奮闘!原口、阪神野手1号 守備でも魅せた|publisher=サンケイスポーツ|date=2020-06-21|accessdate=2020-06-29}}</ref>。6月27日の対DeNA戦(横浜)までは3試合でスタメンに起用されていたが、開幕からチーム随一の打撃成績を残している梅野の正捕手復帰を前提に捕手2人制へ移行したこと<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202007020000617.html|title=阪神「捕手3人制」区切り 坂本抹消でガルシア登録|publisher=日刊スポーツ|date=2020-07-02|accessdate=2020-08-19}}</ref> もあって、この試合以降はベンチ入りを続けていながら一軍の公式戦から半月以上遠ざかっていた。捕手3人制へ戻った7月中旬から代打要員として一軍公式戦への出場を再開したものの、12試合の代打起用で10打数1安打と振るわず、8月17日付で出場選手登録を抹消された<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202008170000825.html|title=阪神原口文仁、ドラフト6位小川一平が抹消/8月17日公示|publisher=日刊スポーツ|date=2020-06-21|accessdate=2020-08-19}}</ref>。抹消後はウエスタン・リーグ公式戦で打率.361を記録するほど好調で、梅野が9月17日の対巨人戦(東京ドーム)で右脇腹を痛めたこともあって、翌18日に梅野と入れ替わる格好で一軍に復帰した<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202009180000478.html|title=阪神原口が一軍に合流 梅野の代役二軍打率.361|publisher=日刊スポーツ|date=2020-09-18|accessdate=2020-09-19}}</ref>。10月5日には、「5番・一塁手」としてスタメン起用された。一塁手としてスタメン起用されるのは昨年の7月20日以来となる
 
== 選手としての特徴 ==