「先渡取引」の版間の差分

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'''先渡取引'''(さきわたしとりひき、{{lang-en-short|forward contract}})や'''フォワード取引'''とは、[[デリバティブ]](金融派生商品)取引の一つで、価格や数値が変動する各種[[有価証券]]・[[商品]]・[[指数]]等について、未来の売買についてある[[価格]]・量での[[取引]]を事前に決める取引のうち、最終取引日や取引金額の単位が定型化され市場で扱われているものを[[先物取引]]といい、定型化されていなくて相対で決める物を先渡取引という。先渡取引は相対で決めるので[[店頭デリバティブ取引]]となる。先物取引は決済時に差金決済されることが多く現物決済は少ないのに対して、先渡取引は現物決済される事が多く差金決済は少ない。先物取引は[[証拠金]]取引であるのに対して、先渡取引は証拠金取引ではない事が多い。<ref>[https://glossary.mizuho-sc.com/faq/show/1129 先物取引・先渡取引 | みずほ証券 ファイナンス用語集]</ref>
 
よく行われる先渡取引として、[[外国為替]]先渡取引(為替予約)がある。未来のある日にちに、事前に決めた為替レートで、事前に決めた金額で外国為替の取引を出来るようにする契約である。銀行などの金融機関などで契約できる。為替が変動する際の為替リスクを回避したい場合に利用できる。外貨建て定期預金で事前に円建てでの金額を確定させたい場合にも使える。