「日本製鉄東日本製鉄所」の版間の差分

'''日本製鉄東日本製鉄所'''（にっぽんせいてつひがしにっぽんせいてつしょ<ref name="saihen" />）は、[[日本製鉄]]の[[製鉄所]]である。2020年4月1日に、鹿島製鉄所、君津製鉄所、直江津製造所及び釜石製鉄所を統合して発足した<ref name="saihen">{{cite news|title =製鉄所組織の統合・再編成について|url= https://www.nipponsteel.com/common/secure/news/20191101_100.pdf|publisher = 日本製鉄|date = 2019/11/1| accessdate = 2020-1-31}}</ref>。

 

 

* 鹿島地区　〒314-0014　茨城県鹿嶋市光3番地区

* 釜石地区　〒026-8567　岩手県釜石市鈴子町23番15号

* 直江津地区　〒942-8510　新潟県上越市港町2丁目12番1号

== 君津地区 ==

=== 概要 ===

[[File:Kimitsu iron and steel works Aerial photograph.2009.jpg|thumb|300px|君津製鐵所君津地区周辺の空中写真。{{国土航空写真}}。2009年8月撮影の36枚を合成作成。]]

[[木更津港]]に面する[[千葉県]][[君津市]][[君津 (君津市)|君津]]1番地に君津地区、東京都板橋区舟渡4丁目3番1号に東京地区がある。君津地区の敷地面積は約1173万[[平方メートル|m²]]（[[東京ドーム]]約220個分）で、工場の大半は君津市内にあるが、一部が隣の[[木更津市]]に及んでいる。従業員数は、東京地区を含めて3,485 人となっている（[[2019年]]3月31日時点）<ref name="saihen" />。

[[高炉]]を2基有し、2018年度の年間[[粗鋼]]生産量は802万[[トン]]である。

 

[[1935年]]（[[昭和]]10年）に[[八幡鋼管|日本特殊鋼管]]東京工場として創設された<ref>[http://www.nssmc.com/works/kimitsu/about/history.html 君津製鉄所 歴史・沿革] 新日鐵住金 2014年4月2日</ref>。主にシームレス鋼管を製造する。製造所は[[新河岸川]]に面し、隣接して[[日本金属]]板橋工場がある。

 

==== 生産品 ====

* [[薄板]]

** [[圧延|熱間圧延鋼板]]・[[圧延|冷間圧延鋼板]]・[[亜鉛めっき鋼板|電気亜鉛めっき鋼板]]・[[亜鉛めっき鋼板|溶融亜鉛めっき鋼板]]・[[電気製品]]用[[塗装]]鋼板など

* [[コークス|石炭コークス]]・[[硫酸アンモニウム|硫安]]

 

 

=== 設立までの背景 ===

* [[2020年]] (令和2年) 4月　- 日本製鉄の組織統合により東日本製鉄所君津地区(君津)となった。

 

* [[1935年]]（[[昭和]]10年） - [[八幡鋼管|日本特殊鋼管]]戸田工場（東京工場）として発足。

* [[1968年]]（昭和43年） - [[八幡製鐵]]と合併し、同社の東京製造所となる。

* [[2014年]]（平成26年） - 新日鐵住金君津製鐵所と統合し、君津製鐵所・東京地区となる<ref name="saihen2014" />。

* [[2020年]] (令和2年) 4月　- 日本製鉄の組織統合により東日本製鉄所君津地区(東京)となった。

 

=== 所内報「きみつ」 ===

* [[館山自動車道]][[木更津南インターチェンジ]]から[[国道16号]]経由で約5分。

 

* [[都営地下鉄三田線|都営三田線]][[西台駅]]より徒歩約11分。