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'''アントゥ''' (Antu:[[アッカド]]神話、Antum:[[バビロニア]]神話) は女神の名であり、[[シュメール]]神話における女神[[キ (メソポタミア神話)|キ]]にあたる。アントゥは[[アヌ (メソポタミア神話)|アヌ]]の最初の配偶神であり、[[アヌンナキ]]とウトゥッキの母親であった。アントゥは、紀元前200年まで続いたバビロニアのアキト祭 (akit festival) における象徴的な存在であり、その名声はのちに、[[ギリシア神話]]の女神[[ヘーラー]]へと引き継がれていったと考えられる。アントゥは、同類の女神である[[イシュタル]]・[[イナンナ]]にその地位を明け渡していくことになるが、これらの女神もアヌとアントゥの間の子であったと考えられる。