「リボ核酸」の版間の差分

'''リボ核酸'''（リボかくさん、{{lang-en-short|ribonucleic acid, '''RNA'''}}、{{lang-zh-short|核糖核酸}}）は、[[リボヌクレオチド]]が[[ホスホジエステル結合]]で鎖状に繋がった[[核酸]]である。
[[RNAの]]ヌクレオチドは[[リボース]]、[[リン酸]]、[[核酸塩基|塩基]]から構成される。基本的に核酸塩基として[[アデニン]] (A)、[[グアニン]] (G)、[[シトシン]] (C)、[[ウラシル]] (U) を有する。[[RNAポリメラーゼ]]により[[デオキシリボ核酸|DNA]]を鋳型にして転写（合成）される。各塩基はDNAのそれと対応しているが、[[ウラシル]]は[[チミン]]に対応する。RNAは生体内でタンパク質合成を行う際に必要な[[リボソーム]]の活性中心部位を構成している。