「インペリアル サガ エクリプス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
20/10/1の更新分
10/15にイベントがコンテンツ分割をしたため反映
46行目:
: 前作の主人公。ディミルヘイムでもアルタメノス帝国を興し、多数の人民を抱えて護るため皇帝として活動している。もう1つの帝国「真影帝国」から宣戦布告を受けるが、アデル本人にとってその帝国は名前も知らず、宣戦布告を受けるだけの理由も身に覚えのないものだという。
: 本来、前作の世界「ディスノミア」および「ステラ」出身の人物は、リベルの計画ではディミルヘイムに来ないはずであったため、彼がディミルヘイムに存在していることが既に予定外の事態であり、この事がリベルにディミルヘイムの真相を疑わせる最初の大きな契機となった。
; シャビエル・バルガス将軍<ref name="start" />
: アルタメノス帝国に宣戦布告をした「真影帝国」の将軍。女帝ギジェルミナから大きな権限を授かっており、魔力を注入された黒水晶を用いて、ディミルヘイムに眠る8体の「亡星獣」を覚醒させるため、各地の大陸を巡っている。旧『インペリアル サガ』の作中における時代よりさらに過去のこと、東西分裂したかつての故郷「西アルタメノス帝<ref name="p9">『インペリアルサガ 公式設定資料&#38;画集 アルタメノス伝書』p9</ref>」では一番の剣の使い手であり、基本的に「バルガス将軍」と呼称されるが、ギジェルミナからは「シャビエル」とも呼ばれている。のちに東アルタメノス帝国に国を滅ぼされ併合されたその日から、復讐を誓うギジェルミナに請われるまま戦い方のすべてを彼女に伝授した
: 配下にゴブリンやオークなどの獣人族による軍隊がおり、アルタメノス帝国や各世界の戦士の予想に反して、規律正しく人間の言葉を解し、組織的な活動を行える高度な知能を持つ。これらは本来ならば獣人としての言葉を話すのだが、バルガス将軍によって強制的に人間の言葉を普段から喋るよう教育されている。しかし、規律こそ厳しいが使い捨てるような姿勢には明確な嫌悪感を示し、たとえ同僚であってもそのような戦い方を許さない。
; アクィラ侯爵
: バルガス将軍の同僚。かつて女帝ギジェルミナの許婚であったが、後にその約定は破棄された。敵地に隣接した地域に配属されていた過去があるため、荒々しい手口を用いることに躊躇がなく、使い捨てること前提のモンスター兵力を所有している。アクィラの名を冠する独自の部隊も、アクィラ自ら野蛮と宣言するように本人の姿勢そのもの。軍の仕事に関してはドライな姿勢であり、しかしやり残しはしない。兜を深くかぶっているため表向きその表情は読み取れないが、わずかな手がかりであっても感情を察知するリベルでもその考えを一切読み取れない、謎めいた一面を持つ。
; 女帝ギジェルミナ・カブラ<ref name="start" />
: 「真影帝国」における事実上のトップ。かつて暮らしていた祖国では姫君の身分だったが、滅ぼされたその日から復讐のために女帝を名乗り、バルガス将軍から戦いと生きる知識のすべてを請い、女帝として成長・君臨した。記憶喪失だった別世界の人間に役割を与えたり、その人物が記憶を取り戻し離反しても、相応の礼儀に対し感謝を示すなど、その行動には高い節度がうかがえる。祖国を追われてからは辛酸をなめるような経験を重ねた末、原初のアルタメノス帝国を興した「五大詩人」<ref name="p9" />の力が込められた聖石を「人界の果て」にて発掘した
; ラモラール<ref name="start" />
: 「真影帝国」の女帝ギジェルミナの父。かつての祖国を滅ぼされた時に声を失ってしまい、現在は玉座に座ることも満足にできないほど衰弱しているが、その呻き声のごとき言葉をギジェルミナだけは正確に聞き取れる。「亡星獣」の位置情報をギジェルミナに伝えているのも彼であり、衰弱してギジェルミナに事実上帝位を譲っている状況とはいえ、真影帝国の活動に重要な役割を持つ。遥か過去の時代に聖石の探索を果たした際は一時的に言葉が戻り、「時空を司る天空の大神」なる存在に祈ったことで、二度と戻らない正気と引き換えに一行を惑星ディミルヘイムへと時間跳躍させ、聖石からの助言に従いギジェルミナに皇位を譲るとともに、ディミルヘイムの地でアルタメノスへの復讐の手段としてギジェルミナに真影帝国を打ち立てさせた
; デス
: 『[[ロマンシング サガ]]』の登場人物。ディミルヘイムにおいて「死後の世界が存在しない」ことに気づき、独自に冥府を作り運用している。これはリベルにとっては世界創造のうえでの盲点であり、それを指摘すると同時に、ディミルヘイムが不備だらけの世界であることを指摘した人物。ディスノミア時代とは比べ物にならない力を持っている。
63行目:
 
==舞台となる世界==
本作の舞台「ディミルヘイム」は、かつて滅亡に瀕した惑星を再生したものであり、この名前も再生したのちに付けられた。本来この惑星はさまざまな属性の元素に満ち溢れた環境を持っており、遠距離からだと陸地の色がそれぞれ異なることが明確に視認できるぐらいに各地は独特の風景となっている。各大陸に亡星獣が1体ずつ封印されており、大陸の属性と一致する。
*'''オーレンシア大陸''' - 東にある大陸。属性は土。バラル神から授かった大仕事を終えて眠りについたリベルが安置されていた廟がこの地にあったことから、物語の幕開けとなる舞台。アウスバッハ家のミカエルが統治するロアーヌ王国や、アデル・ベリアス率いるアルタメノス帝国、ギュスターヴ13世と14世が協力して統治しているフィニー王国などいくつかの国家があるほか、盛況な港ヌオノなどを抱える緑豊かな大地。北西にはステップ地帯があり、元の世界と変わらない暮らしをしているタラール族やノーマッド族の集落がある。
*'''エキドニア大陸''' - 北にある大陸。属性は幻。地表からは大昔に発生した毒素が瘴気となりたちのぼっているため、リベルによる惑星再生の際には旧作の舞台ディスノミアから人々をこの大陸に移すことはせず、草木が生育しないことからもともとの住民もほぼおらず、不毛の大地が広がっている。地形も荒涼としており、断崖絶壁や洞窟が行く手を阻むため行軍は困難であり、上空が黒雲に覆われているため、夜間の行動は特に危険。
*'''クレマール亜大陸''' - 中央にある巨大な半島。属性は火。おびただしい数の活火山が連なる灼熱の大地であり、可燃ガスや噴煙に覆われているためまったく人々は住んでいないうえ、磁気の影響によりメカの活動にも支障を来たす環境だが、死と誕生を繰り返す不死鳥の住みかになっているなど、適応した生物の生息地にはなっている。ただ、本来このような環境ではなかったらしく、大昔の市街地の廃墟がすでに遺跡と呼べるほど朽ちた状態で見つかっている。また、リベルが惑星再生を行う際、神々をこの世界に呼び込むつもりがなかったことから計画では存在しなかったはずの冥府が、デス神の独断によってこの亜大陸の地下深くに作られている。
**'''リージョン諸島''' - クレマール亜大陸北東の海にある人工島群。リージョン世界出身者たちがその科学技術を使って人工島を作り、出身地ごとに居住地域をそれぞれ作っている。ディスノミア時代から文明が異なる人々が交流していた中で、科学技術が無秩序に外へ流出することへの危険性を認識したため、他地域に援助などの理由でその技術を使用することはあっても、緊急時以外は一部の特例を除いて直接の科学技術提供を行っていない。全体的な統治は、首都'''ネオクーロン'''にて合議制で選ばれた執政官により行われている。
**'''焔霧島''' - クレマール亜大陸北東にある島。大陸同様の火山帯になっており、ヴァジュイール宮殿による影響で霧が発生していることからこう呼ばれる。
*'''ドルマード氷原''' - 北東にある島。属性は光。周辺の海域が流氷と化している寒冷地。もとの世界では神王教団に滅ぼされていたものを復元させ再興を果たしたナジュ王国や、その神王教団の本拠地である塔がある。この塔はリベルにとって、地上にいながらにして太陽神バラルの領域へ渡ることを可能にするただ一つの場所でもある。そして、大陸中央には遠距離からでも視認できる謎の光柱が絶えず沸き起こっている。
*'''ブハンギ砂漠''' - 北西にある砂漠地帯。属性は気。元の世界でも似たような環境で暮らしていたデザートガードが暮らしているほか、東部の巨大湖周辺には騎士団領の本拠地ミルザブールがあり、周辺の統治を受け持っている。状況把握が困難となる激しい砂嵐が発生する。
**'''ファニキオ大密林''' - 世界西側にある島であり、さんご礁のある'''エクアラグーン'''を擁する。
*'''ゴスブルナ大陸''' - 南西にある大陸。属性は水。多くの川が流れる水を湛えた大地。かつては武勇に優れ学者よりも物事に詳しい名君アボッド王により統治されていたが、ある日突然王はその繁栄を投げ捨て、食料の調達もままならない荒れ果てた環境に陥った過去を持つ。リベルにより惑星が再生したのちは太陽の恵みにあずかり、肥沃な大地として蘇ったため、人々がリベルへ捧げる感謝はディミルヘイムの各地域のなかでもひときわ強い。また、アボッド王の行く末を知る守り人の一族がどこかに住んでいるという。南部は'''新興開拓地ニューフロンティア'''の名前で呼ばれており、元の世界でも開拓地フロンティアに住んでいた人々が移り住んでいる。
*'''ヘカトムーア大陸''' - 南東にある大陸。オーレンシア南部の山脈からさらに南へ渡るとたどり着ける地。
==キャラクターユニット==
プレイヤーが操作することになるキャラクターは、本作の世界が「各属性のエネルギーに満ちている」ことにちなみ、8つの属性のいずれかを持っている。戦闘ではこの「キャラクター固有の属性同士での強弱」によって、攻撃の相性が決定され、与えるダメージに強弱の補正が加えられる。
*'''8つの属性'''<ref>[https://www.eclipse.imperialsaga.jp/system/training.php SYSTEM | インペリアル サガ エクリプス | SQUARE ENIX]</ref> - 「火・土・水・魔・気・幻・光・闇」。また、リベル<ref group="備考">衣装違いの別バージョンには該当しない。</ref>のみ「星」という特例的な属性が与えられている<ref group="備考">エネミーにもごく一部に星属性を持つものがいる。また、星属性を持っていない者でも、一部のキャラクターやエネミーの攻撃に星属性扱いとなっている例外がある。</ref>
:*相性は以下の通り。「&gt;」マークが多重に付いている組み合わせは、有利な相手に対してダメージ増幅が大きい(不利な相手に対してのダメージ減衰はどの組み合わせでも変わりない)。
::*「闇」&gt;「火&gt;&gt;土&gt;&gt;水&gt;&gt;土」&gt;「光」&gt;「魔&gt;&gt;気&gt;&gt;幻&gt;&gt;魔」&gt;「闇」
219行目:
*'''日替わり''' - ストーリーはなく、キャラの強化素材を入手できる。入手したい属性の素材と同じ属性のエネミーが配置されており、消費スタミナが多い。基本的にどの属性を手に入れることもできるが、日曜はそれに加えてすべてのキャラに1.5倍の効力を持つEXP素材を獲得できるクエストが追加される。日替わりというカテゴリ名は配信当初の名残であり、当初は属性ごとに曜日が限定されていたが、のちに日曜以外の全クエストが常設となった。
:*'''道場''' - 基本行動の性能強化・のびしろの成長の効率が良いクエスト。1日(0:00-23:59)あたりの挑戦回数が限定されており、SUPPORTは使用できず自分の手持ちキャラクター5名を一度に出撃させる。消費スタミナ1で利用可能。
*'''イベント''' - 数種類の特殊ルールが存在するもので、大半は期間限定で開示される。SUPPORTのうち「イベント」に設定したキャラはこのコンテンツで貸し出しが行われる。
:*'''シナリオイベント''' - 定期開催。上記「ストーリー」を補完する物語を中心に描くもので、シーンクエストとバトルクエストが併設されている。消費スタミナは難易度によって少しずつ上がっていく。イベント毎に「ボーナスキャラ」が設定されており、これは相性が強制的に有利な状態でダメージの増減判定を行う。エネミーのアイテムドロップはイベントごとに専用の「イベントポイント」と「交換ポイント」で、これを貯めて報酬のアイテムを手に入れる。
::*イベントポイント - 累積制。どこまで貯めたかに応じて、ボーダーごとに設定された報酬を獲得。新キャラクターや新装備のうち一部や「獅子褒章」、ガチャ(後述)に利用できるチケットなどを獲得できる。
230行目:
:*'''人気楽曲イベント''' - 不定期開催。事前アンケートなどで上位に入ったシリーズ作品全般のBGMがランダム再生される。エネミーのアイテムドロップは専用の「イベントポイント」。WAVE数が例外的に5と多く、配置されているエネミーは数が多い上にHPも全体的に高い。
::*イベントポイント - 累積制。どこまで貯めたかに応じて、ボーダーごとに設定された報酬を獲得。「獅子褒章」や、アクセサリーや消費アイテムが手に入る「交換券」などがある。
:*'''討伐イベント''' - 原則常設。本作のイベントとしては珍しい常設タイプ。ストーリーはなく、指定されたボスエネミーが待つクエストに挑戦する。消費スタミナは1で、エネミーからのアイテムドロップは無い。初回クリアで新装備品を獲得できるほか、チャレイベジリスを満たす獲得できる「討伐ポイント」を支払っ、各種素材は極めて稀にしか行われどを入手可能
::*最上位の難易度では、金色の討伐ポイントexを獲得することになり、交換できる報酬が別枠で用意されている。
::*一部のキャンペーンでは、稀に期間限定の討伐イベントが開催されることがあり、手に入る報酬などのシステムが一部異なっている。
:*'''強敵イベント''' - 定期開催。クエストは1つのみだが、推奨Lvがかなり高いうえ、通常の数倍ものHPを持つスペックの高いボスエネミーが配置されている。スタミナ消費は1で、アイテムドロップやチャレンジリストは存在しないかわり、初回クリア報酬が★5の装備品となっている。イベント毎に「ボーナスキャラ」が設定されており、基本行動のRank・のびしろが最大の扱いとなる。達成すると獲得できる「強敵ポイント」を支払って、装備品を入手可能
::*参考情報として、どのキャラクターが使われているかを閲覧できる。王冠マークのアイコンをタッチすることで、上位10キャラクターが表示される<ref name="ranking">[https://www.eclipse.imperialsaga.jp/help/sortie.php HELP | インペリアル サガ エクリプス | SQUARE ENIX]</ref>。
:*'''神々の試練''' - 定期開催。多数配置された敵の集団を相手に戦いぬく長期戦のクエストを勝ち抜くもの。スタミナ消費は1で、アイテムドロップやチャレンジリストは存在せず、高難易度を勝ち抜けば★5の装備品を初回クリア報酬として獲得できる。エネミーの属性は1種類に絞られているが、WAVE数が例外的に5と多く、配置されているエネミーは数が多い上にHPも全体的に高い。
::*すべての難易度を勝ち抜くと、エネミーのLvが上がった「re」バージョンのクエストが解禁され、初回クリア報酬も別途用意されている。
::*参考情報として、クエスト毎にどのキャラクターが使われているかを閲覧できる。王冠マークのアイコンをタッチすることで、上位10キャラクターが表示される<ref name="ranking" />。
:*'''コンバット''' - 定期開催。アデル・ベリアス率いるアルタメノス帝国と、ギジェルミナ率いる真影帝国の戦争をモチーフにした規模の大きい戦い。キャラユニットや装備の重複ができない多数の部隊を一度に組む必要がある。
::*戦闘行為が発生する「拠点」がいくつか存在し、クエストは拠点毎に存在する。消費スタミナは原則1で、同じ拠点であればすべてのクエストの推奨Lvも同じ。
:::*部隊はほかのコンテンツで使用できる通常の編成ではなく、コンバットの拠点が出現する度に新設される枠にその場で組むことになる。部隊はクエストの数だけ存在し、キャラユニットや装備品は1つの拠点内で複数の部隊に重複がきかない。
248行目:
:::*拠点毎に、特定のロールや武器タイプのキャラのステータスを補強する「拠点ボーナス」が存在する。
::*「地形調査」という特殊な拠点が出現することがある。その場で部隊を組む必要がある点はコンバットの原則ルール通りだが、クリア済みでも再チャレンジ可能で、チャレンジリストがあるうえにエネミーが素材をドロップし、スタミナ消費量が多い代わりに全軍突撃やコンティニューが可能という、日替わりクエストに近いルールになっている。拠点ボーナスや完全制圧報酬も存在しない。
*'''チャレンジ''' - 実装当時は期間限定イベントとして開催されていたものが常設化したものや、配信当初は常設イベントとして開催されていたもの。
::*'''討伐''' - 期間限定イベントとは別に、元々常設実装されていたものがこれにあたる。常設においては、初回クリアで新装備品を獲得できるほか、チャレンジリストを満たすと獲得できる「討伐ポイント」を支払って、装備品や各種素材などを入手可能。
::*'''神々の試練'''・'''強敵''' - 実装当初は期間限定とされ、のちにこちらのコンテンツに組み込まれる。イベントボーナスキャラは期間限定と同じく適用される。
==通貨==
ゲーム内でのアイテム購入に必要なポイント。
292 ⟶ 295行目:
::*装備品は1個あたり1回限り。
::*獅子褒章・メダリオン・各種素材は1ヶ月(1日0:00-末日23:59)ごとに商品が更新される。
:*'''討伐ポイント交換''' - 討伐イベンクエストで得た「討伐ポイント」を支払う。各種素材・ケロ・装備品を購入できる。
::*討伐イベンクエストが新しく追加されると、獲得できるポイントで交換できるだけの商品が追加で入荷される。どの商品も期限はない。
:*'''強敵ポイント交換''' - 強敵クエストで得た「強敵ポイント」を支払う。装備品を購入できる。
::*強敵クエストが新しく追加されると、獲得できるポイントで交換できるだけの商品が追加で入荷される。どの商品も期限はない。
:*'''フレンドポイント交換''' - フレンドポイントを支払う。陣形・各種素材を購入できる。
::*陣形は1種類につき1回だけの販売。