「自分撮り」の版間の差分

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===死亡事故をめぐる裁判===
[[2017年]]11月、[[エクストリームスポーツ]]愛好者で高所愛好者だった中国人男性が、[[長沙市]]の62階建てビルから自撮り中に失敗して転落、死亡した。男性の母親は、動画配信会社に対し、危険な動画を検証する規則を有していなかったとして訴訟を起こした。[[2019年]][[5月21日]]、北京インターネット裁判所は、動画配信会社はユーザーの安全を保証する一定の義務を負っており、必要なコンテンツの検証や動画の削除、遮断をしなかったとして、母親に対して3万元の賠償金を支払うよう命じた<ref>{{Cite web |date=2019-05-23 |url=https://jp.sputniknews.com/incidents/201905236285646/ |title= ビル屋上で自撮りの中国人男性転落死 母親への賠償、配信サイトに命令|publisher=スプートニク通信社 |accessdate=2019-10-28}}</ref>。
 
=== 性的な自分撮り ===
[[色気|性的]]な自分撮り画像に、性的な文章を添付した[[プライベート・メッセージ|メッセージ]]を他者に送る行為をセクスティング(Sexting)という。2000年代初め頃から出現し、2012年には[[ウェブスター辞典|メリアム・ウェブスターカレッジ辞典]]にも加えられた造語である。セクスティングはインターネットを介して行われる[[恋人]]同士の交歓行為として流行したが、関係が破綻した後に画像が第三者に流出する[[リベンジポルノ]]などのトラブルが多発している<ref name="Wallace">パトリシア・ウォレス『インターネットの心理学』 川浦康至・和田正人・堀正訳 NTT出版 2018年、ISBN 978-4-7571-4352-4 pp.321-323.</ref>。特に、[[青年期]]のセクスティングは[[ネットいじめ|サイバーブリング]]の原因ともなり、[[逸脱|逸脱行動]]として危険視されている<ref name="Wallace"/>。[[ティーンエイジャー]]が作成したセクスティングは同意の上であろうとも[[児童ポルノ]]として裁かれるケースが多く、送信する当事者には非常に高いリスクが伴うが<ref name="Wallace"/>、2014年に行われた調査では、アメリカの未成年者のうち約20パーセントが1回は性的メッセージを送った経験があるという<ref>Nicola Döring (2014). Consensual sexting among adolescents: Risk prevention through abstinence education or safer sexting?. Cyberpsychology: Journal of Psychosocial Research on Cyberspace, 8(1), Article 9 {{doi|10.5817/CP2014-1-9}} </ref>。
 
== 投票所での自撮り ==