「重野なおき」の版間の差分

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父は[[日本航空|JAL]]の整備士、母は洋裁学校講師という一家に生まれる。兄は[[版画家]]の[[重野克明]]。
 
[[1999年]]、大学卒業後に竹書房の雑誌『[[まんがライフ]]』にて「さかさま大学ノート」でデビュー<ref>それ以前にまんがタイムジャンボの企画ページ「新人鑑定団」にて商業誌デビューしているが作品タイトルもないことから公式デビューとはしていない</ref>。現在は一般誌の[[白泉社]]の『ヤングアニマル』と系列のWEBウェブコミック『マンガPark』で連載を行っている。かつては[[芳文社]]、[[竹書房]]、[[双葉社]]の4コマ誌(4コマ漫画専門雑誌)などで作品を発表していた<ref>2011年のまんがライフオリジナル上でのよんこまのこすくすくパラダイスからの移籍を最後に4コマ専門誌上での新規連載はない。また、完全新作に限れば2009年のまんがタイムジャンボ上での「じょしもん」の連載開始を最後にない。すでに両作品とも終了している。</ref>。双葉社の4コマ漫画雑誌で唯一連載していた<ref>芳文社系統は2014年以降、竹書房系統((『近代麻雀を除く)は2017年以降4コマ誌上で連載している作品がない。</ref>うちの大家族が2018年6月で連載終了し<ref>複数の雑誌に跨りながら16年近く掲載され、重野の発表した全作品の中で最も長く続いた作品となった。</ref>、これをもって4コマ漫画誌の定期連載からは事実上撤退した<ref>4コマ漫画誌での定期連載終了後もゲストとして登場する場合があるが、2019年7月時点でまんがタウンまんがライフオリジナルのいずれも1ページずつの単発企画のみ登場している。</ref>。
 
また、同人作家としても活躍し、商業誌以外でも同人誌即売会で作品を発表している。
 
[[2004年]][[10月29日]]には「重野なおきスリーランフェア」と銘打って、竹書房・双葉社・白泉社の3社から同時に単行本が発売され、3冊同時にサイン会が行われた。2006年9月12日の日記と同日発売の『[[すくすくパラダイス]]』で結婚していることを公表。また、2009年3月16日の日記で妻が第2子を出産したことを公表した。現在は2児の父。
 
以前は8コマ漫画や同人を中心にショートストーリー系の漫画も描いていたが、現在は4コマ漫画のみ描いている。連載作品が終了した場合、同じ雑誌での新作の新連載は行わないケースが多い<ref>ただし、『のの美捜査中!』(ヤングアニマル)終了後ほぼ半年のブランクを経て『信長の忍び』がスタートしたという例外はある。また、他誌からの移籍が新連載だったケースや(『まんがタイム』の『たひびと』終了後における『ひまじん』)、他誌に移籍して続行する場合に新作の新連載がスタートするというケースもあった(『まんがタイムジャンボ』の『ひまじん』の『まんがタイム』移籍に伴う終了後における『じょしもん』)。</ref>。
 
当初は学園物などの現代劇を主に描いていたが、2008年の『信長の忍び』以降は戦国時代を扱った歴史物4コマを主に描いている。『うち2012年開始大家族』終了以降は[[雀荘のサエコさん』が唯一の現代劇となった。また、2020年現在、その2012年の『雀荘〜]]』を最後に現代劇の定期連載の新品を発表したことはない。ておらず、同作も2020年7月に『雀荘〜』が完結連載を終了たため、事実上現代劇から撤退した<ref>同時に、デビュー以来からの竹書房の雑誌上での連載も途絶えることになった。</ref>。
 
親交のある[[みずしな孝之]]によれば、重野の執筆ペースは2016年現在時点月産60ページにのぼり、「日本でいちばん多作な4コマ漫画家のひとり」ではないかとしている<ref>『ヤングアニマル』2016年10号、みずしなが寄稿したエッセイコミックより。</ref>。2020年現在は執筆ペースを月産24ページに落としている。
 
[[2016年]]、『信長の忍び』が自著重野作品としては初となるめてテレビアニメーションされた
 
== 作品リスト ==