「後発医薬品」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.mhlw.go.jp) (Botによる編集)
159行目:
後発医薬品の普及率は、[[アメリカ合衆国]]・[[イギリス]]・[[ドイツ]]・[[デンマーク]]などの国家では、数量ベースで7割近くを占めるのに対し<ref name="OECDhealthGlance" />、かつての日本では1割程度に留まっていた。
 
これは、[[ブランド]]嗜好が強い国民性が浸透していた医療現場において医師が、[[医薬情報担当者]]による情報提供が少なく信頼性に不安を感じる後発医薬品よりも、長年の育薬に基づく豊富な情報が提供され、後発品に比べて薬効・供給量の安定している先発医薬品を処方したためと考えられる<ref name="OECD2009">{{Cite report |publisher=OECD |date=2009-08-13 |title=OECD Economic Surveys: Japan 2009 |doi=10.1787/eco_surveys-jpn-2009-en |isbn=9789264054561 |pages=115-116 }}</ref>。

OECDは、大多数の患者は後発薬処方を希望するが医師の9%しか同意せず、それは医師収入への影響と薬剤品質への懸念が理由であると報告している<ref name="OECD2009" />。
 
2007年6月、「経済財政改革の基本方針2007」が閣議決定され、2012年度に数量ベースで30%の数値目標を掲げた<ref name="jga2017">{{PDFlink|[http://www.nihs.go.jp/dec/rs/iyaku/iyaku2017/06GE.pdf 80%時代に向けての活動と今後の課題~ジェネリック製薬企業・業界団体~] 日本ジェネリック製薬協会(2017年7月18日)}}</ref>。後発品の数値割合の定義('''旧指標''')は、以下の通り<ref name="jga2017" />。