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かつては各ステージのゴールと次のステージのスタートが同じ町だったが、スタート・ゴール地点を希望する市町村が多いため現在は一致しないことが多い。
 
他のグランツールではしばしば最終ステージが個人タイムトライアルとなることがあるが、ツール・ド・フランスにおいては稀である。最終日前日の第20ステージ(プロローグが設定される場合は第19ステージ)で総合優勝争いには決着がつき、最終ステージは[[パリ]]市街を中心に回る[[クリテリウム]]形式のコース設定がされ、[[シャンゼリゼ通り (ツール・ド・フランス)|シャンゼリゼ]]ゴールに設定されるのが恒例である。最終日は選手たちがシャンパンを片手に走る光景もよく見られるなど顔見せの凱旋パレードの色合いが強く、ポイント賞を争うスプリンターやステージ優勝を狙う選手以外は安全を優先して走る。総合優勝を争う選手は集団落車に巻き込まれないようアシスト選手で周囲を固めゴールスプリントが済んだ後にゴールに入るため、実質的な総合優勝争いは最終日の前日までとなる。もっとも、過去に最終日に個人タイムトライアルに設定されたケースもあり、総合首位が逆転するケースがしばしば起こっている。[[ツール・ド・フランス1968|1968年]]、前ステージまで16秒差の総合3位につけていた[[ヤン・ヤンセン]]が[[ヘルマン・ファンスプリンヘル]]を、また[[ツール・ド・フランス1989|1989年]]、同じく[[ローラン・フィニョン]]に50秒の差をつけられていた[[グレッグ・レモン]]が大逆転したケースがある。しかし1989年のケースにおいて、フィニョンの負け方があまりにも悲劇的だったことから、最終ステージを個人タイムトライアルとすることに対し、とりわけ同胞であるフランス人から批判が殺到した<ref>サイクルスポーツ1989年10月号</ref>。この影響を受け1990年以降、最終ステージにおける個人タイムトライアルは2019年現在、一度も設定されていなかった。しかし、2020年のツールにおて、第20ステージが個人タイムトライアルステージとなり、11日間総合一位を保っていたプリモシュ・ログリッチが総合二位のタディ・ポガチャルに逆転されるという、1989年さながらの逆転劇が起きた
 
== 歴史 ==