「お葬式」の版間の差分

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Firt mana (会話 | 投稿記録)
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これまで厳粛な儀式であったお葬式を初めて取り上げた作品である。初めて出すお葬式に右往左往する家族と、周囲の人びとの姿をコミカルに描いた。そのため暗いタイトルにもかかわらず作中には笑いが溢れており、そのギャップが大きな話題を呼んだ。
 
そのタイトルだけで[[日本映画製作者連盟|メジャー映画会社]]はどこも[[映画配給|配給]]を断った<ref>{{Cite journal|和書|author=|date=1984年12月号|title=雑談えいが情報|journal=映画情報|publisher=[[国際情報社]]|pages=73}}</ref>。公開当初は縁起でもない題材を取っていたこともあって、公開当初は縁起でもない題材を取っていたこともあって、誰も期待しなかったが、予想を超す驚異的な大ヒットを記録し、[[日本アカデミー賞]]を始めとする各[[映画賞]]を総なめにした。
 
伊丹が妻・[[宮本信子]]の父親の[[葬式]]で[[喪主]]となった実体験をもとに、わずか1週間でシナリオを書き上げ、自身の初監督作品として撮影した<ref>[https://news.livedoor.com/article/detail/17062658/ あの映画もそうだったの!意外と知らない「俳優が監督をしている映画」24本 - ライブドアニュース]</ref><ref>[[和田誠]](『ぼくが映画ファンだった頃』[[七つ森書館]] 2015年)「[[市川崑]]監督が僕に直接語ってくれたこと」pp.237-251によれば、市川に脚本を持ってきて、「僕にやらんかと言うんです。でもこれはあんたがやりたくて書いたんだろう、自分でやったらええやないか、ということで彼がやって大成功した。僕がやったら大失敗ですよ」という。</ref>。