「結合係数」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
18行目:
: <math>L_{\mathrm{e}2} = (1-k) L_2\,</math>
 
つまり、変圧器として働くのは全巻線の自己インダクタンスのうちの''k'' 倍である。例えば結合係数''k'' = 0.7 として、一次巻線の自己インダクタンスが''L''<sub>1</sub> = 1 [[ヘンリー (単位)|H]] ならば、変圧器として働く有効インダクタンスは''M''<sub>1</sub> = 0.7 H であるということになる。そして残りの部分 0.3 H は漏れインダクタンスになる。これは二次巻線側においても同じことが言える。
 
一次巻線側、または二次巻線側にインピーダンス変換した漏れインダクタンスは''L'' <sub>e1</sub> 、''L'' <sub>e2</sub> とも同じ値になる。また、結合係数は一次側から見ても二次側から見ても同じ値である。