「ドラフト外入団」の版間の差分

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ドラフト外で入団した選手の中には、[[江本孟紀]]、[[加藤初]]、[[松沼博久]]・[[松沼雅之]]兄弟、[[西本聖]]、[[大野豊 (野球)|大野豊]]、[[松永浩美]]、[[鹿取義隆]]、[[秋山幸二]]、[[石井琢朗|石井忠徳(琢朗)]]、[[木村拓也]]など、プロ野球で実績を残した選手も多く存在する。しかし、前述のようにプロ入り拒否を明言しドラフト指名を回避した後にドラフト外によって希望の条件・球団で入団したり、鹿取については[[江川事件]]の余波で巨人がドラフト会議をボイコットをしたといった事情があるため、ドラフト外であるからといってスカウトからの評価が低いとは限らない。松沼兄弟や鹿取などはドラフト1位指名選手と同等の契約条件だったことを明かしており、秋山も4球団競合の末に西武にドラフト外で入団している。
 
ドラフト外で入団した選手総数については、NPB等で公式データとして記録されているのが公式戦に出場した選手のものであり、一軍出場のないまま退団した選手が抜け漏れしている可能性があり正確な把握は難しいとされている<ref name="kobayashi">{{Cite journal |和書|author = 小林至 |url=https://doi.org/10.5997/sposun.28.241 |title= プロ野球におけるドラフト外で入団した選手が, 人材獲得手段として果たしてきた役割 |date=2018 |volume=28 |issue=3 |pages=241-256 |publisher=日本スポーツ産業学会 |journal=スポーツ産業学研究 |accessdate=2019-12-24}}</ref>。特に支配下登録されずにそのまま退団した場合、チームスタッフとしての扱いなのかドラフト外入団の選手としての扱いなのか区別する基準はない。スポーツ報知の記事によると1965年から1992年までにドラフト外入団した選手は663人いた<ref>{{Cite web |date=2018-11-24 |url=https://hochi.news/articles/20181120-OHT1T50101.html |title=ドラフト外入団から成功をつかんだ亀山、石井琢、大野ら7選手の武器は反骨心と聞く耳…田崎健太氏著「ドラガイ」 |publisher=スポーツ報知 |accessdate=2019-09-07}}</ref>。ベースボールマガジンやデータスタジアムのデータベースなどをもとに行った集計から683人とする資料もある<ref name="kobayashi" />。
 
2012年にドラフト外最後の現役選手だった石井琢朗が現役を引退したことにより、ドラフト外入団をした現役選手はいなくなった<ref>{{Cite web |date=2012-08-28 |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20120828-1007502.html |title=最後のドラフト外&2000安打 石井琢引退 |publisher=日刊スポーツ |accessdate=2019-09-07}}</ref>。