「ギアナ宇宙センター」の版間の差分

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2017年仏領ギアナ騒乱について加筆。+{{更新}}
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{{Infobox government agency
| agency_name = ギアナ宇宙センター
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[[1960年代]]初頭、[[フランス]]はフランス領[[アルジェリア]]の[[アマギール]]で、[[ロケット]]の発射試験を行っていたが、アルジェリアの独立に伴い、そこでの試験を中止した。[[1964年]]にクールーをロケット発射基地として選定した。基地は[[1968年]]から稼動し、最初の打ち上げは[[4月9日]]のことである。欧州宇宙機関は[[1975年]]の設立時より、ここを使用している。
 
基地の設備としては、ロケット発射基地として完備しており、人工衛星組み立て棟や固体燃料工場もある。1968年より複数の打ち上げ施設が建設されている。例えば、[[アリアン1|アリアン1ロケット]]の[[ELA-1]]は1975年から建設が開始され、[[1979年]]に初打ち上げを行っている。ELA-1は[[1989年]]まで使用され、その後、解体された。[[アリアン4]]用の打ち上げ施設である[[ELA-2]]は、[[1986年]]から[[2003年]]まで使用され、2011年9月に爆破解体された<ref>{{cite news | title =Le portique mobile des Ariane 4 démantelé| url=http://image-cnes.fr/6-silence-on-lance/le-portique-mobile-des-ariane-4-demantele/| publisher = CNES | accessdate = 2012-1-21}}</ref>{{リンク切れ|date=2020年11月}}。
 
[[2012年]]初め時点の打ち上げ施設としては[[1996年]]使用開始の[[アリアン5]]用の[[ELA-3]]の他、[[ヴェガロケット]]用の打ち上げ施設(ELV、ELA-1を再度建設:2012年初めから使用開始予定)と、[[ソユーズロケット]]の打ち上げ施設([[:en:Ensemble de Lancement Soyouz|ELS]]:2011年末から使用開始)が新たに建設された。
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打ち上げの番号は長らくアリアンロケットのみの打ち上げだったのでV-XXのようにV-の後に連番が表記されたが、複数のロケットを打ち上げるようになり、2011年4月以降はアリアンの打ち上げではVA-XX、[[ソユーズロケット|ソユーズ]]の打ち上げではVS-XX、[[ヴェガロケット|ヴェガ]]の打ち上げではVV-XXになった<ref name="The Soyuz Launch Vehicle" />。
 
[[2017年]][[4月4日]]から5日にかけて、[[2017年仏領ギアナ騒乱]]にともなう一連の抗議活動により、同センターは労働組合と現地住民によって占拠された。<ref>{{cite news|title=France clears Guiana aid package as protesters end space centre occupation|url=https://www.france24.com/en/20170405-french-guiana-aid-package-protest-space-centre-kourou|accessdate=2020-11-3|work=[[France 24]]|date=2017-4-6}}</ref>
 
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