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{{Infobox Musician <!--プロジェクト:音楽家を参照-->
|Name=オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク<br />Orchestral Manoeuvres in the Dark
|Img=O.M.D. Bandpic.jpg
|Img_capt=
|Img_size=250<!-- サイズが250ピクセルに満たない場合のみ記入 -->
|Landscape=yes
|Background=band
|Alias=OMD<br />Orchestral Manoeuvres<br />OMITD
|Origin={{ENG}}<br> [[リヴァプール]]
|Genre=[[シンセポップ]]<br />[[ニューウェイヴ (音楽)|ニュ・ウェイヴ]]<br />[[ポスト・パンク]]
|Years_active=[[1978年]] - [[1996年]]<br />[[2006年]] - 現在
|Label=[[ヴァージン・レコード]]<br />Dindisc<br />[[ファクトリー・レコード]]<br />Bright Antenna
|Production=
|Associated_acts=VCL XI, The Id, Dalek I Love You, Godot, Games, The Listening Pool, 、[[アトミック・キトゥン]]、Onetwo
|Influences=
|URL={{URL|http://www.omd.uk.com}}
|Current_members=[[アンディ・マクラスキー]]<br />[[ポール・ハンフリーズ]]<br />マーティン・クーパー<br />スチュワート・カーショウ
|Current_members=Andy McCluskey<br>Paul Humphreys<br>Malcolm Holmes<br>Martin Cooper
|Past_members=デイヴ・ヒューズ<br />マイケル・ダグラス<br />ニール・ウェア<br />グラハム・ウェア<br />エイブ・ジュークス<br />ロイド・マセット<br />ナイジェル・アイピンソン<br />フィル・コクソン<br />マシュー・ヴォーン<br />ジミー・テイラー<br />チャック・サボ<br />マルコム・ホルムズ
|Past_members=Dave Hughes<br>Michael Douglas<br>Neil Weir<br>Graham Weir<br>Abe Jukes<br>Lloyd Massett<br>Nigel Ipinson<br>Phil Coxon<br>Stuart Kershaw<br>Matthew Vaughan<br>Jimmy Taylor<br>Chuck Sabo
|Notable_instruments=Mellotronメロトロン<br>Fairlight />フェアライトCMI<br />E-mu Emulatorエミュレーター<br />Sequential Circuits Prophetプロフェット-5<br />Korgコルグ Micro-Presetマイクロ・プリセット
}}
'''オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク''' (('''Orchestral Manoeuvres in the Dark) ''')は、[[イギリス]]の[[シンセポップ]]・デュオである。略称は'''OMD'''。
 
== 略歴 ==
==バイオグラフィー==
[[File:Orchestral_Manoeuvres_In_The_Dark_2011.jpg|thumb|280px|ライブで演奏するバンド(2011年)]]
1975年にイギリス・[[リヴァプール]]で、学生時代から友人だった[[アンディ・マクラスキー]]と[[ポール・ハンフリー]]の2人が、ドイツの[[クラフトワーク]]に強い影響を受けて、デュオを結成。当時3台のラジオとテレビから録音したノイズ、ベースやギター、エコーユニットなどを使い、最初の曲を録音する。この時につくった曲のタイトルが'''"Orchestral Manoeuvres in the Dark"'''(「Dark(暗闇で演奏するオーケストラ団」という名だったことからこの名を気に入り、当時隆盛を極めていた[[ニューウェイヴ (音楽)|ニュ・ウェイヴ]][[シンセポップ]]・ユニットとして、当時新興レコード会社だった[[ヴァージン・レコード]]から1979年にデビューする<ref>{{Cite web|title=Discography – Orchestral Manoeuvres In The Dark|url=http://www.omd.uk.com/discography/|accessdate=2020-10-28|language=en-GB}}</ref>。
 
1980年にイギリスで"Enola Gay"(日本語題、シングル「エノラ・ゲイの悲劇 (Enola Gay)」がヒットする<ref>{{Cite web|title=The top 25 greatest 1980s synthpop songs ever, ranked|url=https://www.smoothradio.com/features/best-electronic-synthpop-songs/|website=Smooth|accessdate=2020-10-28|language=en}}</ref>。この曲は日本[[テレビ朝日]]で放送されていた[[CNNデイウォッチ]]のテーマ曲として使われたことでも知られた。また同年"のシングル「Maid Of Orleans"(日本語題、オルレアンの少女)もヒットし、イギリスで着実にヒットを飛ばし続ける。1985年には[[MTV]]を通じて、その旋風がアメリカにも飛び火し、"SECRET"(日本語題シングル「シークレット<ref>日本では、当時[[ヤマハ発動機|YAMAHA]]から発売されていた[[スクーター]]、box'n(ボクスン)のCMソングに使われた。</ref>が全米シングルチャートのTOP100トップ100にチャートインすると、同年"So In Love"(日本語題、ソー・イン・ラヴで全米シングルチャートのTOP40トップ40入りを果たす。翌1986年には"If You Leave"(日本語題、イフ・ユー・リーブ)ヴ」<ref>当時公開中の映画『[[プリティ・イン・ピンク]]』のサウンドトラック盤にも収録された。</ref>が全米シングルチャートのTOP10トップ10ヒットとなり、この他にも"Forever(Live and Die)"(日本語題、・アンド・ダイも全米TOP40トップ40ヒットとなり、これらの曲を収録したアルバム『CRUSHクラッシュ』と『THE PACFIC AGEザ・パシフィック・エイジ』の2枚はプラチナムに輝いた<ref>{{Cite web|title=WebCite query result|url=https://www.webcitation.org/5QPq7dtdc?url=http://www.everyhit.com/|website=www.webcitation.org|accessdate=2020-10-28}}</ref>。またこの間にワールド・ツアーを敢行し、1984年と1987年には日本で来日公演もおこなっている。
 
1988年にはベスト盤『THE BEST OFドリーミング (ザ・ベスト・オブ・O.M.D)』リリースに際し、新曲"Dreaming"(日本語題、ドリーミングをシングルカット。これも全米シングルチャートのTOP20トップ20に入るヒットとなるも、ここで活動は一旦小休止状態に<ref>{{Cite web|url=https://www.billboard.com/music/Orchestral-Manoeuvres-In-The-Dark/chart-history/HSI|title=Orchestral Manoeuvres In The Dark Chart History (Hot 100)|accessdate=2020/10/28|publisher=}}</ref>。これを境にアメリカでの人気は衰えたが、1993年には[[バリー・ホワイト]]の「[[愛のテーマ (バリー・ホワイトの曲)|愛のテーマ]]」をサンプリングした"Dream Of Me"を本国でヒットさせている。1996年にはアルバム『Universalユニヴァーサル』を発表し復活するも、その後再び長い活動休止期間に入っている(なおその間の2008年にLIVEライブ盤『Architecture & Morality and More』をリリースしている)。
 
2010年に[[アンディ・マクラスキー]][[ポール・ハンフリース]]の2人による14年ぶりの復活作『History of Modernヒストリー・オブ・モダーン』がリリースされた<ref>{{Cite web|title=OMD NEWS : DECEMBER 2009|url=https://web.archive.org/web/20091209072424/http://www.omd.uk.com/html/news.html#100216|website=web.archive.org|date=2009-12-09|accessdate=2020-10-28}}</ref>。
 
== 影響・その他 ==
前出の通り、[[クラフトワーク]]に強い影響を受けており、LIVEライブでは"Neon Lights"(クラフトワークが1978年にリリースしたアルバム『[[人間解体]]』に収録)をカヴァーするなどその影響は大きして 一般受けするポップフォーマットの音楽も発表しているが、1982年にリリースされたアルバム『Dazzle Shipsダズル・シップス』等には実験的な色合いも強く残されている<ref>{{Citation|title=The Best of OMD - Orchestral Manoeuvres in the Dark {{!}} Songs, Reviews, Credits {{!}} AllMusic|url=https://www.allmusic.com/album/the-best-of-omd-mw0000539734|accessdate=2020-10-28|language=en-us}}</ref>。
 
2008年発表のLIVEライブ盤『Architecture&MoralityLive: Architecture & Morality & More』に収録の"Joan of Arc (Maid of Orleans)"は、[[ドイツ]]のバンド「グレゴリアン([[:en:Gregorian_%28band%29|Gregorian]])」によってグレゴリア聖歌風にアレンジを施されたものが、テレビ朝日で2005年から2009年3月まで月曜深夜に放送されていた[[国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉]]で、エンディングテーマとして使用されていた。このアルバムは2007年にリリースされたアルバム『Masters Of Chant: Chapter 6」VI』の日本国内盤ボーナストラックとして、同番組のオープニングテーマ曲である[[ヤズー]]の[[:en:Only_You_%28Yazoo_song%29|Only You]]と共に収録されている。
 
== ディスコグラフィ ==
{{Main2|詳細は英語版「[[:en:Orchestral Manoeuvres in the Dark discography]]」を}}
=== スタジオアルバム<ref>ちなみにアルバムのジャケットの大半は網目模様である</ref> ===
*Orchestral Manoeuvres in the Dark 1980年(日本語題:エレクトロニック・ファンタジー』 - ''Orchestral Manoeuvres in the Dark'' (1980年)
*Organisation 1980年(日本語題:エノラ・ゲイの悲劇』 - ''Organisation'' (1980年)
*『安息の館』 - ''Architecture & Morality'' (1981年)
*Architecture&Morality 1981年(日本語題:安息の館)
*『ダズル・シップス』 - ''Dazzle Ships'' (1983年)
*『ジャンク・カルチャー』 - ''Junk Culture'' (1984年)
*『クラッシュ』 - ''Crush'' (1985年)
*『ザ・パシフィック・エイジ』 - ''The Pacific Age'' (1986年)
*『シュガー・タックス』 - ''Sugar Tax'' (1991年)
*『リベレイター』 - ''Liberator'' (1993年)
*『ユニヴァーサル』 - ''Universal'' (1996年)
*『ヒストリー・オブ・モダーン』 - ''History of Modern'' (2010年) ※再結成後の最初のオリジナルアルバム
*English Electric 2013年(日本語題:[[電気仕掛けの英吉利人]]』 - ''English Electric'' (2013年)
* ''The Punishment of Luxury'' (2017年)
 
=== ライブアルバム ===
* ''Peel Sessions 1979–1983'' (2000年)
* ''Live: Architecture & Morality & More'' (2008年)
*Architecture&Morality 2008年
* ''The History of Modern Tour - Live in Berlin'' (2011年)
* ''Dazzle Ships Live at the Museum of Liverpool'' (2015年)
* ''Access All Areas'' (2015年) ※1980年録音
* ''Architecture & Morality/Dazzle Ships Live at the Royal Albert Hall'' (2016年)
 
=== コンピレーション・アルバム ===
*『ドリーミング (ザ・ベスト・オブ・O.M.D)』 - ''The Best of OMD'' (1988年)
*『ニュー・ベスト・オブ・OMD』 - ''The OMD Singles'' (1998年)
* ''Navigation: The OMD B-Sides'' (2001年)
* ''Messages: Greatest Hits'' (2008年)
* ''So80s (Soeighties) Present OMD – Curated by Blank & Jones'' (2011年)
* ''Souvenir – The Singles 1979–2019'' (2019年)
* ''Souvenir'' (2019年) ※5CD+2DVDボックスセット
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.omd.uk.com Official OMD Website公式ウェブサイト]
* {{Discogs artist|9462-Orchestral-Manoeuvres-In-The-Dark}}
 
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{{Normdaten}}
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{{DEFAULTSORT:おおけすとらるまぬあすいんさたあく}}
[[Category:イングランドの音楽グループ]]
[[Category:テクノポップ]]