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== 概説 ==
[[家畜]]や[[農作物]]を育てるためには土地が必要である。農作物は全て[[植物]]であり、基本的に、[[呼吸]]をし[[大気]]から[[窒素]]、[[二酸化炭素]]などをとりこみ組織を成長させまたそれを備蓄している<ref>[[根菜]]類などは大気から取り込んだ成分を根に備蓄している</ref>のに加えて、地面からも[[水|水分]]や[[養分]]を吸収し、また[[太陽光|太陽の光]]を受けて[[光合成]]を行っているわけで、農地には、適度な空気の流れがあること、十分な水分が含まれていること、相応の養分が多く含まれていること、適度な[[日照]]があることなど、求められる条件は多い。[[灌漑]]により、もともと乾いていて農業には適さない土地にも水分を与えられるようになり農地を広げることができるようになった。さらに[[井戸]]を堀り[[地下水]]をくみ上げることでも農地を増やせるようになった。痩せた土地(養分が少ない土壌)には家畜の[[糞]]や[[人糞]]を施し養分を補うことでも農地とすることができるようになった。20世紀に[[化学肥料]]がさかんに開発、多用されるようになると農地開発はさらに簡便になったが、これは長期的に見るとさまざまな深刻な[[副作用]]もあり、近年ではむしろ[[有機農法]]に回帰することもさかんに行われている。なお地中に[[有害物質]]が含まれている土地は農地には不適である。
 
また、家畜を育てるための土地には放し飼いならば牧草地帯が最適である。