「ボーイング777」の版間の差分

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* [[日本国政府専用機]]の747-400型機が[[2018年]]に退役することから、内閣官房と防衛省、航空自衛隊は2019年度より運用を開始する後継機として、777型機を候補としていて<ref>{{cite web|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071900443|title=政府機後継、B777型機が軸=19年度導入で調整|accessdate=2013-07-19|work=時事通信|language=}}</ref>、2014年4月になって飛行性能に加えて日米同盟の関係強化に向けた姿勢などを重視し、導入後のメンテナンス委託先も確保しやすいことから同型機を導入する方向で最終調整していることが報道された。なお、選定候補に挙がっていた787は機内空間の狭さ、A350 XWBは現行機がボーイング製という継続性と日米同盟関係という外交的政治判断によって選定から外れている。なお、747-8およびA380は当初から選定外である<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140421/plc14042107570003-n1.htm 次期政府専用機、「ボーイング777」で最終調整 米国製に配慮も]</ref>。2019年3月24日、航空自衛隊千歳基地にて新旧(B747-400からB777-300ERへ)の交代式典が行われた<ref>{{Cite web|title=北海道千歳基地 新旧政府専用機の交代式典(日本テレビ系(NNN))|url=https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190324-00000139-nnn-pol|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2019-03-24|language=ja}}</ref>。同年4月1日よりB747-400に代わり、日本国政府専用機として運用を開始した。
* 前述の旅客機から貨物機(BCF)での転用はこれまでに出ていないが、2020年に入り[[2019新型コロナウイルス|新型コロナウィルス]]感染拡大に伴う旅客需要の低下で、[[エア・カナダ]]が現在保有しているB777-300ERの座席を撤去させ、医療輸送などの目的とした貨物機で一時的に転用する計画があり、カナダ運輸省からは既に許可が下りている<ref>[http://sky-budget.com/2020/04/12/air-canada-remove-seat-b773-covid-19/ エアカナダ、一時的な貨物機への転用で3機のB777-300ERの座席を撤去] 2020年4月12日 sky-budget</ref>。なお同様な取り組みとして、[[オーストリア航空]]もB777-200ER型機を使用した貨物輸送を行なっているが、こちらは座席を撤去させずにそのまま運用している<ref>[http://sky-budget.com/2020/03/28/lufthansa-cargo-passenger-aircraft/]{{出典無効|date=2020年4月}}<!--個人運営、運営者不明のブログは出典にできない--></ref>。
*新型コロナウイルス感染症の世界規模蔓延に伴い流行が長引く影響で旅客需要が低下していることからボーイング747-400、エアバスA340、A380とともに退役の動きが加速しており、デルタ航空は2020年10月末をもって全機退役<ref>[https://www.aviationwire.jp/archives/213866 デルタ航空の777、日本最終便は羽田発ロス行]</ref>、日本国内においても全日空は保有機体のうち約半数を削減<ref>[https://www.nikkansports.com/general/news/202010210000681.html 全日空、大型機25~30機半減へ](退役機はボーイング787-10で更新予定)</ref>、日本航空は2022年度末を目処に国内線から777を全機退役させる方針<ref>[https://www.aviationwire.jp/archives/214148 JAL、国内線777を22年度末全機退役へ](退役機はエアバスA350-900(国内線)と国際線機の777-300の一部を流用予定)</ref>を打ち出している。
 
== 事故・インシデント ==