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[[File:Renee Geyer.jpg|right|thumb|200px|レネ・ゲイヤー]]
|Name = レネ・ゲイヤー<br />Renée Geyer
'''レネ・ゲイヤー''' (''Renée Geyer''、[[1953年]][[9月11日]]-)は、[[オーストラリア]]の歌手。[[ソウル・ミュージック]]界で、また[[ポピュラー音楽|ポップ]]ソングでのヒット曲でも知られている。
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|Years_active = [[1970年]] -
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|Associated_acts = Dry Red、Sun、Mother Earth、Sanctuary、イージー・ピーセス、Bump Band
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'''レネ・ゲイヤー''' '''Renée Geyer'''、[[1953年]][[9月11日]] - )は、[[オーストラリア]]の歌手。[[ソウル・ミュージック]]界で、また[[ポピュラー音楽|ポップ]]ソングでのヒット曲でも知られている。
 
== 来歴 ==
[[メルボルン]]生まれ。[[1970年]]代前半にジャズバンド''Dry Red and Sun''にボーカリストとして加わり、歌手としてのキャリアをスタートした。彼女が脱退する[[1972年]]までの間に、バンドはアルバムを1枚リリースしている。その後、ジャズ・ロック・バンドの「Sun」など、いくつかのバンドを渡り歩いた後のき、[[19741973年]]レネは自身初のソロ・アルバム『Renée Geyer』を、翌年にはアルバム『''It's A Man's Man's World''』を発表した。[[ジェームス・ブラウン]]の曲を[[カバー]]したタイトルナンバーは、彼女初のシングルヒットとなった。更に[[1976年]]にはシングル''Heading In The Right Direction''」がヒットチャートのランク20位内入りした。[[1975年]]にはオーストラリア選挙の際、同国自由党のキャンペーン・テーマ『''Turn On The Lights''』を主題とした曲を歌った。この選挙で自由党は政権を奪還し、同曲は[[1972年]]に労働党が与党となった時のキャンペーン・テーマ『''It's Time''』と並び有名なプロパガンダとなった。
 
[[1976年]]発売のアルバム『''Moving Along''』とシングルカット曲「''Stares and Whispers''」は彼女最大のヒットを記録し、ラジオで頻繁に曲が流れたこともあって[[アメリカ合衆国|アメリカ]]でも注目されるようになった。契約していた[[RCAレコード|RCA]]社は、アメリカでのアルバム発売に当りあたって、黒人的な印象を与える歌声と白人である彼女の姿とのギャップを恐れ、知名度が上がるまでは経歴を隠し写真をジャケットに使わないよう進言した。これを、頑固で直情的なレネはまやかしと受け取り、後に彼女自身が言うところの「私のデカい赤ら顔」が載った写真をジャケットに使うよう押し通した。こうしてアルバムは発売されたが、レコード会社が憂慮した通りアメリカでの彼女に対する興味はすぐに沈静してしまった。この出来事からレネは音楽産業の難しさを痛感し、自分の昏迷さを反省した。後の数年間、彼女は[[ロサンゼルス]]でセッション・ボーカリストとしてキャリアを積んだ。
 
[[1980年]]にレネはMushroom Recordsと契約してアルバム『ソー・ラッキー - ''So Lucky''』を発売。これは長らく身につけていたブルースやジャズだけではなく[[サルサ]]や[[レゲエ]] を取り入れたものだった。シングルカットされた「''Say I Love You''」はオーストラリアチャートのベスト5入りし、彼女の最大のヒット曲となった。
 
その後は、セッションミュージシャンとして[[スティング (ミュージシャン)|スティング]]のアルバム制作などに加わっていたが、[[1999年]]に久しぶりとなるソロアルバム『''Sweet Life''』を発表。続くアルバム''Tenderland''』は初めて[[オーストラリアレコード産業協会|ARIA Award]]アワードにノミネートされた。
 
== ディスコグラフィ ==
=== スタジオ・アルバム ===
*1972年 ''Sun '72''
*1973年 ''Renée Geyer'' (1973年)
*1974年 ''It's Aa Man's Man's World'' (1974年)
*1975年 ''Ready Toto Deal'' (1975年)
*1977年 ''Moving Along'' (1977年)
*1976年 ''Really Really Love You (Live At The Dallas Brooks Hall) ''
* ''Winner'' (1978年)
*1977年 ''Moving Along''
* ''Blues License'' (1979年)
*1977年 ''Renée Geyer At Her Very Best''
*1978年 ''WinnerSo Lucky'' (1981年)
*1979年 ''BluesSing Licenseto Me'' (1985年)
*1981年 ''SoDifficult LuckyWoman'' (1994年)
*1983年 ''RenéeSweet LiveLife'' (1999年)
*1984年 ''FavesTenderland'' (2003年)
*1985年 ''Sing To MeTonight'' (2005年)
* ''Dedicated'' (2007年)
*1986年 ''Renee Live at the Basement''
* ''Renéessance'' (2009年)
*1988年 ''Easy Pieces''
* ''Swing'' (2013年)
*1994年 ''Difficult Woman''
*1998年 ''The Best Of Renée Geyer - 1973-1998''
*1999年 ''Sweet Life''
*2001年 ''Classic Collection (3CD Box Set) ''
*2003年 ''Tenderland''
*2005年 ''Tonight''
 
=== 主なセッション参加ライブ・アルバム ===
*1976年 ''Really Really Love You: (Live Atat Thethe Dallas Brooks Hall) '' (1976年)
*1987年 [[ナッシング・ライク・ザ・サン]] - ''Nothing Like the Sun''/[[スティング (ミュージシャン)|スティング]]
* ''Renée Live'' (1983年)
*1986年 ''Renee Live at the Basement'' (1986年)
* ''Live at the Athenaeum'' (2004年)
 
=== コンピレーション・アルバム ===
*1977年 ''Renée Geyer Atat Her Very Best'' (1977年)
* ''Faves'' (1983年)
*1998年 ''The Best Ofof RenéeRenee Geyer - 1973-1998'' (1998年)
* ''The Ultimate Collection'' (2010年)
 
=== イージー・ピーセス ===
*『イージー・ピーセス』 - ''Easy Pieces'' (1988年、A&M) ※with [[スティーヴ・フェローン]]、[[アンソニー・ジャクソン]]、[[ヘイミッシュ・スチュアート]]
 
=== 主なセッション参加アルバム ===
* [[スティング (ミュージシャン)|スティング]] : 『[[ナッシング・ライク・ザ・サン]]』 - ''Nothing Like the Sun'' (1987年)
 
== 外部リンク ==
* [http://www.reneegeyer.com.au レネ・ゲイヤー公式サイト]
* {{discogs artist|49819-Renee-Geyer}}
 
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:けいや れね}}
[[Category:オーストラリアの歌手]]
[[Category:ユダヤ系オーストラリア人]]