「夢古道おわせ」の版間の差分

'''夢古道おわせ'''（ゆめこどうおわせ）は、[[三重県]][[尾鷲市]]にある、[[地域]]の[[情報]]発信を目的とした[[施設]]である。正式には「地域資源活用総合交流施設」と称する<ref name="o2f3">{{citeCite webjournal|url和書|author=https://www.jstage.jst.go.jp/article/oukan/2011/0/2011_0_126/_pdf古澤和行 |title=サービス・イノベーションにおけるアーティファクトの役割 |authorjournal=古澤和行横幹連合コンファレンス予稿集 |url=https://doi.org/10.11487/oukan.2011.0.126.0 |publisher=横断型基幹科学技術研究団体連合（横幹連合） |year=2011 |volume=第4回横幹連合コンファレンス |dateissue=2011セッションID: 2F3-11-282 |accessdatepages=2016126-03-10126 |archiveurlnaid=https://web130005033997 |doi=10.archive.org11487/web/20160310061747/https://wwwoukan.jstage2011.jst0.go126.jp/article/oukan/2011/0/2011_0_126/_pdf|archivedate=2016年3月10日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。[[三重県立熊野古道センター]]の敷地内にある<ref name="歩み">尾鷲市役所新産業創造課商工観光開発係"[http://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?frmId=1920 地域振興ゾーン「夢古道おわせ」|尾鷲市役所]"（2011年4月7日閲覧。）

[[熊野古道]]は、[[2004年]]（平成16年）[[7月7日]]に「[[紀伊山地の霊場と参詣道]]」として[[世界遺産]]に登録され、来訪者が増加してきた<ref>"[http://ritti.jp/concept/cyubu/pdf/04_04.pdf 尾鷲地域産業活性化基本計画]"（2011年4月7日閲覧。）</ref>。そして、文化・学術施設として三重県立熊野古道センターが建設されることが決定した<ref name="中経">中部経済産業局総務課情報公開・広報室"[http://www.chubu.meti.go.jp/koho/kigyo/201127monodukuri.htm 中部発きらり企業紹介 Vol.44 株式会社熊野古道おわせ]"平成20年11月7日.（2011年4月7日閲覧。）</ref>。尾鷲商工会議所では、同年に熊野古道センターの活用を考える会を設立し<ref>尾鷲商工会議所"[http://blog.livedoor.jp/owasecci/archives/2006-08.html 尾鷲商工会議所ブログ/総括的概要（要約）]"2006年8月3日.（2011年4月7日閲覧。）</ref>、[[2005年]]（平成17年）[[6月27日]]に当時の[[三重県知事]]・[[野呂昭彦]]へ要望書を提出した<ref>尾鷲商工会議所"[http://blog.livedoor.jp/owasecci/archives/cat_10011719.html 尾鷲商工会議所ブログ/尾鷲市新生ビジョン策定会議 ・ 熊野古道センターの活用を考える会 －要望書提出－]"2005年7月27日.（2011年4月7日閲覧。）</ref>。当初は、熊野古道センター内に[[カフェテリア]]等を設置することを要望したが叶わず、隣接地に賑わい創出拠点として「夢古道おわせ」の設置が行われる運びとなった<ref name="中経"/>。そして[[2006年]]（平成18年）[[4月3日]]に、尾鷲商工会議所の会員や一般市民らの[[出資]]を得て、「株式会社熊野古道おわせ」が設立された<ref name="中経"/>。これは指定管理者の募集を出したところ、地元からなかなか名乗りが上がらなかったため、設立された[[企業]]である<ref name="日経">住谷史雄（2008）(2008)"[http://www.nikkei-rim.net/glocal/glocal_pdf/109PDF/109charisma.pdf 地域のチャレンジャー 熊野古道の恩恵を受け止める施設に]"日経グローカル（[[日本経済新聞社]]産業地域研究所）.109:54-55</ref>。

ランチバイキングは成功を収めたが、更に長時間滞在してもらうためには新たな魅力づくりが求められ<ref name="中経"/>、[[2008年]]（平成20年）4月11日、[[海洋深層水]]「みえ尾鷲海洋深層水」を活用した温浴施設「夢古道の湯」がオープンした<ref name="o2f3"/><ref>東紀州ITコミュニティ"[http://www.kumadoco.net/news/view.cgi?no=2013 みえ尾鷲海洋深層水を使用した温浴施設「夢古道の湯」がいよいよオープンしました：東紀州ほっとネット くまどこ]"2008年4月11日.（2011年4月7日閲覧。）</ref>。[[タラソテラピー]]施設にすることも検討されたが、日本では経営に苦戦しているところが多いため、温浴施設となった<ref name="日経"/>。[[海洋深層水]]を使った風呂ともあり、「他にないお風呂」として好評で、[[京都府]]や[[静岡県]]、[[岐阜県]]からの利用者もいる<ref name="日経"/>。

[[過疎]]・[[高齢化]]が進む地域としては異例の集客数を実現しており、3グループは[[2010年]]（平成19年）3月に「第19回食アメニティコンテスト[[農林水産大臣]]賞」を受賞した<ref name="食"/>。地元食材を使った地元料理という、地域住民にとっては特別でないものを[[地域資源]]として活用できたことが成功要因とされる<ref name="o2f3"/>。

|ロゴ =

|画像 =

|画像説明 =

|略称 =

|業種 =9050

|代表者 = [[代表取締役]][[社長]]：土井八郎兵衛

|発行済株式総数 =

|営業利益 =

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|総資産 =

|決算期 =

|主要子会社 =

|関係する人物 =

'''株式会社熊野古道おわせ'''（くまのこどうおわせ）は、夢古道おわせを運営する[[株式会社]]。同社の「農産品等を活用した[[特産品]]の開発や[[体験学習]]の推進」が評価され、[[農林水産省]]と[[経済産業省]]が[[2008年]]（平成20年）[[4）4月4日]]に選定した「[[農商工連携]]88選」に選ばれた<ref name="連"/>。[[社長]]は、尾鷲商工会議所会頭と土井八郎兵衛、実際に運営を担当する店長は、尾鷲商工会議所経営指導員であった伊東将志が務めている<ref name="日経"/>。夢古道おわせの指定管理業務は2007年（平成19年）[[4）4月3日]]から正式に指定を受けて実施している<ref name="o2f3"/>。

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