「靴の製法」の版間の差分

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== バルカナイズ製法 ==
ダイレクト・バルカナイズ製法ともいう。[[チャールズ・グッドイヤー]](グッドイヤー製法を発明したチャールズ・グッドイヤー2世の父親)が1839年に発明した、ゴムに硫黄を添加して熱すると硬化するという、ゴムの加硫法(バルカナイゼーション)を用いる製法。無加硫ゴムのソールにアッパーを据え付けたシューズを加硫釜に入れて加圧・加熱することで、ソールのゴムを硬化させ、ソールを成形すると同時にアッパーと接着する。1830年代には既にイギリスのLiverpool Rubber Company社(現ダンロップ・ラバー)がキャンバス地のアッパーにゴムのソールが付いた「Plimsoll」型のシューズ(現代で言うスリッポン型のスニーカーの一種)を販売しており、実はかなり歴史がある製法
 
スニーカーの基本的な製法であるが、紳士靴にも使われることがある。アッパーとソールをセメントで接着するセメント製法に比べ、アッパーとソールをダイレクトに接着するためソールがはがれる心配が無く、耐久性・耐水性が極めて高く、経年劣化も少ない。しかし製造費が高い。