「長野県西部地震」の版間の差分

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* [[御嶽山]]南側で、後に「'''御嶽崩れ'''(または'''伝上崩れ''')」と呼ばれている[[山体崩壊]]が発生し、体積約3,450万立方メートルの土砂が伝上川の両岸を削りつつ、[[濁川温泉 (長野県)|濁川温泉]]旅館を飲み込みながら、標高差約1,900〜2,500m、距離約10kmを平均時速80〜100kmという猛スピードで流下し、延長約3kmにわたって最大50mの厚さで堆積した<ref>[https://doi.org/10.4287/jsprs.24.2 長野県西部地震による大崩壊 -伝上川源頭部-] 『写真測量とリモートセンシング』 1985年 24巻 1号 p.2-3, {{doi|10.4287/jsprs.24.2}} </ref>。氷ヶ瀬の渓谷では厚さ30メートル以上の土砂が堆積し谷が埋まった。当時、伝上川周辺には[[名古屋市]]からきのこ採りなどに来ていた5名と濁川温泉旅館の経営者家族4名の計9名がいたが、いずれも山体崩壊の[[土石流]]に巻き込まれ、行方不明となった。
* [[三浦ダム]]付近で林業関係者5人が一時行方不明になったが尾根伝いに歩きとおして地震発生翌日に氷ヶ瀬付近で無事保護された。