「私の運命」の版間の差分

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佐藤千秋は就職4年目の24歳の時、鈴木次郎と婚約。
 
挙式を直前に控えたある日、次郎は企業の健康診断で肺に異常が認められ再検査となり、千秋の兄であ守が勤務する大学病院へ喫煙しない事もあり、大したことないだろうとたかをくくっていた次郎だが、担当医となった外科医、片桐から病状は予想以上に悪化していると告げられる。そしてその片桐は、自身の出世と医学の研究の為なら患者を実験台にしてスポイルすることも厭わない冷酷な男。その態度に、千秋の兄・守は不安を隠しきれない。そして次郎は入院した病院で、高校時代の恋人だった後藤里美と再会。彼女は片桐の愛人でもあった。
 
結婚するか破棄するか。遺児を産むか中絶するか。さまざまな選択肢を迫られる千秋は、兄の守と血が繋がっていないという事実、次郎と里美の過去なども知ることとなる。17話から18話の間に6年の月日がたつ。