「江戸川乱歩」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 音声読み上げ式ユーザーエージェントでの重複読み上げ回避(Wikipedia:バグの報告#デスクトップ版表示時の読み仮名テンプレートの表示不具合への対応版)
45行目:
2歳の頃父の転勤に伴い[[鈴鹿郡]][[亀山町]](現・[[亀山市]])、翌年[[名古屋市]]に移る(以降、大人になっても点々と引越しを繰り返し、生涯引っ越した数は46件にも及ぶ)。小学生のころに母に読み聞かされた[[菊池幽芳]]訳『秘中の秘』が、[[推理小説|探偵小説]]に接した最初であった。中学校では、[[押川春浪]]や[[黒岩涙香]]の[[小説]]を耽読した。[[旧制愛知県立第五中学校]](現・[[愛知県立瑞陵高等学校]])を卒業後、[[早稲田大学]]の[[早稲田大学政治経済学部|政治経済学科]]に進学。卒業後は貿易会社社員、[[古書店|古本屋]]、[[ラーメン|支那そば]]屋など多くの仕事を経る。
 
1917年(大正6年)11月、鳥羽造船所電機部(現[[シンフォニア テクノロジー]])に就職。庶務課に配属されたが、技師長に気に入られ、社内誌「日和(にちわ)」の編集や子供へおとぎ話を読み聞かせる会を開くなど地域交流の仕事に回された<ref name=sinfo1>{{cite web|url=https://www.sinfo-t.jp/100th/rampo01.html|title=江戸川乱歩とシンフォニア(その1)|publisher=シンフォニアテクノロジー|accessdate=2020-5-9}}</ref>。無断欠勤などもあったが許されていたという。「日和」では編集のみならずイラストも描いている<ref name=sinfo>{{cite web |url=https://www.sinfo-t.jp/100th/rampo02.html |title=江戸川乱歩とシンフォニア(その2)|publisher=シンフォニアテクノロジー|accessdate=2020-5-9}}</ref>。この会社は1年4ヶ月で退職するが、この時期の体験が[[屋根裏の散歩者]]や[[パノラマ島奇談]]の参考になったという<ref name=sinfo1 />。
 
[[1919年]]、読み聞かせ会で知り合った[[坂手島]]の小学校教師である村山隆子と結婚する<ref name=sinfo />。