「黒田騒動」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
福岡藩2020年11月24日 (火) 22:54版から転記。リダイレクトの記事化。
タグ: リダイレクト解除
7行目:
 
== 題材にした作品 ==
この事件を[[森鷗外]]が小説『[[栗山利章#黒田騒動を題材にした作品|栗山大膳]]』において、改易を危惧した大膳が黒田家を守るために尋問の場で訴えたとして脚色して描いている。十太夫は、島原の乱で一揆軍に加わり戦死したことになっている。[[滝口康彦]]の小説『主家滅ぶべし』では、利章は真面目で実直なものの、その忠義も独善的であるため主君と家中から疎まれてしまい、忠臣としての自身を保つために引き起こしたものとして描かれている。
 
また、江戸時代中期には江戸[[中村座]]などにて黒田騒動を題材にした[[歌舞伎]]が数多く上演された。最初は[[瀬川如皐]]作、外題『[[御伽譚博多新織]]』。のちに[[河竹黙阿弥]]により狂言『[[黒白論織分博多]]』として加筆集約化された。また幕末には[[合巻]]としては最長編である『[[しらぬひ譚]]』も歌舞伎化され、こちらも大好評を博した。