「ラッドブルック・グローブ列車衝突事故」の版間の差分

'''ラドブローク・グローブ事故'''（ラドブローク・グローブじこ、[[英語]]:Ladbroke Grove rail crash）は、[[1999年]][[10月5日]]に[[イギリス]]・[[ロンドン]]の[[パディントン駅]]付近で発生した列車同士の衝突事故である。

午前8時6分発ベドウィン行{{仮リンク|テムズ・トレインズ|en|Thames Trains}}の{{仮リンク|イギリス国鉄165形気動車|label=165/1形気動車「ターボ」|en|British Rail Class 165}}（3両編成）と[[チェルトナム]]発パディントン行[[ファースト・グレート・ウェスタン]]の高速列車([[インターシティー125|HST]]、8両編成)が、パディントン駅から2[[マイル]]ほど約3 kmの地点で正面衝突し、31名が死亡し、523名が重軽傷を負った。

気動車側の運転士が赤信号を日光反射により黄信号と誤認して通過したこと、赤信号でも黄色信号でも動作が同じであったなど運転席の警報システムの欠陥、及び、指令所職員の高速列車側への赤信号への切り替えが遅れたことの3点が挙げられる。

* クリスチャン・ウルマー 『折れたレール　イギリス国鉄民営化の失敗』　坂本憲訳、ウェッジ、2002年11月 ISBN 978-4900594562

* [http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CA0000439.html 失敗知識データベース 失敗事例>信号見落としで列車が急行列車に衝突し、31人死亡、523人負傷]

{{デフォルトソートDEFAULTSORT:らとふろおくくろおふしこ}}