「演出家」の版間の差分

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広義には[[テレビドラマ]]・[[ラジオドラマ]]・[[アニメーション]]等の音声・映像作品の[[演出]]をする職業も指すことがあるが、こうしたメディアの演出は「監督」あるいは「[[ディレクター]]」と呼称されることも多い。なお、舞台の「演出家」は「[[舞台監督]]」とは異なる。
 
劇場用[[映画]]の演出をする人は、一般に[[映画監督]]と呼ばれる。テレビドラマがフィルム撮影のテレビ映画とVTR収録のスタジオドラマに分かれていた1980年代あたりまでは、前者を監督、後者を演出と呼び、クレジット名入れするケースが多かったが、現在は前者がほとんど姿を消したこともあり、この区別は無効化している。
 
== 概要 ==
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== ライブイベントにおける演出家 ==
イベントといってもスタジアムクラスの規模から小規模イベントスペース、展示会まで多様。その形態・ジャンルも[[コンサート]]や各種パフォーマンスのような[[エンターテインメント]]イベント、企業・団体の[[PR]]及び[[キャンペーン]]イベント、[[パーティー]]や[[セレモニー]]、クローズドな[[インセンティブ]]イベントなど、多数存在する。各イベントにおける趣旨・コンセプトを理解し、ターゲット(観客・聴衆)に対し最も効果的な表現手段をトータルで監修することが[[ライブイベント]]における演出家の役目といえる。具体的には全体的なビジュアル(客席からの見え方)、構成、表現手段、表現コンテンツを主体となるもの(アーティスト、コンセプト、PRコンテンツ)と巧みにコーディネートすることにある。そのため、イベント形態、ジャンル、趣旨によって、会場やターゲット、表現、規模が全く異なり、それぞれのイベントノウハウを持つ演出家がそれぞれ存在する。またほとんどのジャンルの演出をこなす事が出来るマルチな演出家も少数ながら存在する。ライブイベントの演出家はプロデューサーから依頼を受け、演出コンセプト・テーマを提示した後、構成作業に移る。構成によって全体ストーリー物語が明らかとなり、各シーン毎に自らのイメージをもとにどのような表現をするかを検討、台本によってより細かなシーンメイクやステージング、ギミックを計画する。具体的な表現イメージが求められることから、ライブイベントの演出家は自ら台本を書く場合が多い。[[舞台美術]]、[[照明]]、[[音響]]、[[映像]]、出演する[[キャスト]]、[[衣裳]]、[[振り付け]]に至るまでの全てのプロセスに関係し、コンセプト・テーマ・具体的な表現イメージの責任をもつ役割がライブイベントの演出家に課せられる。ライブイベントの演出家は会社所属、[[フリーランス]]、[[エンターテインメントプロデュースプロジェクト]]所属とさまざまである。
 
== 関連項目 ==