「トヨタ自動車中国広告問題」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
5行目:
}}'''トヨタ自動車中国広告問題'''(トヨタじどうしゃちゅうごくこうこくもんだい)とは[[2003年]]の[[中華人民共和国]]での[[トヨタ自動車]]の雑誌広告による問題。
 
問題となったのは[[トヨタ・ランドクルーザープラド|プラド]]の広告で[[獅子]]が[[自動車]]に敬礼している[[画像]]に「プラド、尊敬せずにはいられない」という[[キャッチコピー]]が入っているという内容であった。獅子というのは中国を象徴するもので、それが自動車に敬礼するというのは中国を侮辱していると非難される事になった。他には[[トヨタ・ランドクルーザー|ランドクルーザー]]の広告で、ランドクルーザーが[[東風汽車]]製に似た古い[[トラック]]を牽引している画像が、[[人民解放軍]]のトラックを牽引しているように見えるため、中国を侮辱していると非難される事となった。
 
この事を受け、2003年[[12月4日]]にはトヨタ自動車中国事務所総代表と、一汽トヨタ自動車販売の社長と副社長が公式で謝罪した。会見によるとこの広告は一汽トヨタと中国の[[広告代理店]]によって決定されたものであったとのこと。従来ならばトヨタ自動車中国事務所に確認を取った上で広告掲載されるが今回はこの過程が抜けていたとのこと。