「青姦」の版間の差分

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|国際化=2008年9月2日 (火) 08:37 (UTC)|領域=日本}}
[[画像:Carracci Le Satyre et la Nymphe.jpg|thumb|250px|right|青姦を描いた芸術作品『サテュロスとニンフ』 アゴスティーノ・カラッチ(1557-1602)]]
'''青姦'''(あおかん、{{lang-en-short|outdoor sex}})とは、屋外での[[性行為]]である。
 
== 概要 ==
=== 基本概念 ===
屋外での性行為、セックスを指す意味であり、「青」は青空を指しているが、[[]]に行っても青姦という。その際に行う性行為については基本的に[[和姦]]を指しており、[[強姦]]は含まれない。語源についてはいくつか説があるので、併記する。
* '''青'''空の下での'''姦'''淫の略。
* [[屋根]]が無いことを「青天井」と呼んでいた名残から、'''青'''天井下での'''姦'''淫の略。
* [[唐]]代の沈既済の小説『[[枕中記]]』に登場する「[[邯鄲]]の夢の枕」から[[]][[隠語]]として「邯鄲」が用いられた上に青空か青天井が加わり、「青邯」になったというもの<ref>青邯説は[[唐沢俊一]]・[[唐沢なをき]]著、[[幻冬舎]]刊『原子水母』に記載されている。</ref>。
 
住宅事情の悪かった時代においては、家族の目を避けるために屋外の(当然人目につきにくい場での)性交は、普通に行われていた<ref>井上章一著『愛の空間』角川書店 ISBN 4-04-703307-3</ref>。現代の日本の社会においては、逆に他人の目に触れる可能性が高くなる行為であり、公然と行えば[[刑法 (日本)|刑法]]174条[[公然わいせつ罪]]に相当する犯罪である。同意無く行為に及んだ場合は[[強制わいせつ罪]]、あるいは[[強制性交等罪]]も適用される場合がある。海外においては、より厳格な規定が存在する場合がある。男性が性的興奮を我慢できず女性に性行為を迫る場合が多いが、必ずしもそうであるとは言えない。女性から男性に迫る場合もあれば、男性[[同性愛]]者同士が[[公園]]などで行い([[発展場]]も参照)、公然わいせつ罪で摘発されることもある。
[[ラブホテル]]が一般に普及する[[1965年]]頃までは、若い男女が屋外で性行為に及ぶという選択肢は存在していた。そもそも日本の住宅事情の悪さもあり、家族の目に触れない場が住宅内に存在しないケースが多く、裕福な家庭や、夫婦2人だけの家族を除いては、たとえ夫婦であっても自宅での性行為は稀であり、自宅以外の場での性交が普通であった。
 
ラブホテルの普及と住宅事情の若干の改善、そして[[自動車]]の普及によって[[カーセックス]]という選択肢も生まれたことで、次第に下火になっていった。近年では特に刺激を求める男女や、あるいは家庭的住宅理由・金銭的理由でラブホテルの利用を躊躇する高校生や大学生のカップル、年齢的にラブホテルの利用が困難な小学生や中学生のカップルが学校の校舎裏や公園の片隅、橋の下や住宅地の暗がりなどで行為に及ぶことがある程度であり、その行為が目撃されることは当時ほど多くはない。
 
=== 場所 ===
青姦を行う際は、性的興奮を煽るべくわざと周りに人がいる場所を選ぶ場合と、人目を懸念して全く人気の無い場所を選ぶ場合がある。
 
上述の通り、自宅以外の場での性行為が普通だった時代において、青姦は人目を避ける手段のひとつであり、当然ながら人気の無い場所、時間帯を選ぶのが当然であった。1980年代以前の漫画などでは、街灯が無い深夜の真っ暗な公園の繁みの陰など、他人の目につきにくい場で青姦をしているカップルが描かれるケースが多かった例えば[[横山泰三]]は、人口増加のために、若者が性交しやすいように公園を整備する、というテーマの一コマ漫画を描いている
 
自宅やラブホテルでの性行為が普通の時代になると、青姦は人目を避ける手段ではなく、むしろ他人に見られるかもしれないスリルや、あるいは明白に見せることが目的になっていく。[[1980年]]代以降、[[成人向け漫画]]や[[ポルノ映画]]では、夜の公園のベンチや、[[マンション]]の[[ベランダ]]などで、覗き見られていることに構わず青姦を行うカップルが描かれることが多くなった。また、青年誌や深夜番組など性的なメディアによって、屋外での、もしくは衆人環視の性行為が実態以上に喧伝される傾向にあり、タブーと見なさない層を生んでいる。近年では、若い男女が人目を気にせずに抱き合う、抱擁する、[[接吻|キス]]を交わすといった旨の行為も散見される。
 
=== 体位 ===
普通は[[着衣セックス|着衣状態]]で行われることが多く、女性はスカート着用で下着を着けず、男性もズボンの下には下着を着けない状態(いわゆるノーパン)であらかじめ準備している場合もある。日本での青姦でよく選ばれる[[性交体位|体位]]は、後背立位や対面立位などの[[立位]]と対面座位などの[[座位 (性行為)|座位]]が多い。これは男女とも下着を下ろしてすぐに始められることや、男女とも股間のみの露出で済むため、万が一第三者に見つかりそうな際でもすぐに中止し逃げられるが可能なためである。さらに、全く人気の無い野山などでの全裸性交では、ハイキング用の装備としてシートなどを持ち込むことにより、[[正常位]]や[[騎乗位]]も可能となる。
 
[[アダルトビデオ]]については、公衆の目に付く場所やそれに準ずる場所で撮影を行った制作関係者や出演者が摘発されることが相次いだため、全く人気の無い野山などで撮影することが多くなった。場所の性質上、作品の演出に幅を持たせることが可能となり、体位の制約をなくすためにシートを敷いて撮影を行うことが多い。よって、体位には特に傾向性が見られず、前述したものの他に[[屈曲位]]などもよく見られる。
 
=== 後始末の問題 ===
学校の校舎裏や公園、橋の下や住宅地の暗青姦りなど特に好んで選ばれやすい場所では、[[精液]]付きの[[ティッシュペーパー]]や使用済み[[コンドーム]]が大量に捨てられていることがある。まず一般人に中を覗かれることは無いごみ箱などに捨てるならまだしも、わざと人目に付く場所に大量の精液が入った使用済みコンドームを置き去りにしていく者もいるため、後片付けを行う清掃業者や[[自治会]]などを悩ませている。
 
=== 二次元における傾向 ===