「CR機」の版間の差分

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パチンコホールにおける経理の透明化を図るため1980年代末に全国共通のプリペイドカードを導入する構想が発表され1990年代初めに普及した<ref name="50th" />。構想には日本遊技機工業組合(日工組)、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)、遊技場メダル自動補給装置工業会(自工会)が賛同する一方、全国遊技業協同組合連合会(全遊協)の内部では初期の設備投資などの問題から意見の対立があった<ref name="50th" />。1989年には全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が新たに結成され、これに加盟する関東圏の7店で1990年からCR機の導入店が営業を開始<ref name="50th" />。全日遊連には1都36県が参加する一方、全遊協にも43県が加盟する状況となったが、代表者の協議により組織の一本化が図られることとなり1990年11月に全遊協は解散した<ref name="50th" />。
 
CR機導入当初は、ホール内の販売機でプリペイドカードを購入後、パチンコ台横のカードリーダーに差し込んで遊技するシステムが主流であったが、残高が無くなるとカードを再購入するためにその都度席を離れなければならない、販売機の前で行列ができることがある、といった不便さから、現在ではこのシステムを採用しているホールは大都市ではまずなくなり、地方中小都市を中心にごく少数となったである
 
現在、殆どのホールでは、事前にプリペイドカードを購入するのではなく、紙幣(一部に硬貨も受け付けるものもあり)をそのままパチンコ各台横にある玉貸機の挿入口に差し込めば、カード購入・使用処理を行って遊技できるシステムになっている。同様の理由でCRユニットとは別に玉貸機を設置し、そこから玉を貸し出す形にしているところもある。また、二千円以上の高額紙幣に対応した挿入口を備えたホールも増えつつある。そのようなCRユニットでは、高額紙幣を投入して残高がある場合は、残高が記録された[[ICカード]](ホールによりICコインやICスティック)が出てくるようになっている。