「埼京線」の版間の差分

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十条駅周辺にて、[[連続立体交差事業]](鉄道高架化)の事業化を進める計画がある。そもそもこれは1976年(昭和51年)に東北新幹線開業に伴い通勤新線を建設するのに伴い赤羽線の輸送力増強が必要となったことから、北区が計画に同意するに当たり1983年(昭和58年)9月28日に十条駅を'''地下化'''、赤羽駅を高架化することで合意していた<ref>赤羽駅付近連続立体交差化及び十条駅付近地下化促進に関する決議 北区議会 1983年9月28日決議。</ref>。
 
その後赤羽駅は全線で高架化されたが、十条の地下化は進まなかったどころか、突如として'''高架化'''に計画変更され。計画変更の理由として「立体交差早期実現」「立体交差の効果」「事業費の軽減」が挙げられている<ref>[https://news.mynavi.jp/article/railwaynews-216/ JR埼京線十条駅付近を高架化へ - 国鉄時代には地下化構想も] - マイナビニュース、2020年3月15日</ref>。この計画では、十条駅を中心として約1.5kmの区間について鉄道を高架化、道路と鉄道を連続的に立体交差化して、同区間の6か所の踏切を除却、踏切での交通渋滞の解消と道路と鉄道それぞれの安全性の向上を図るとしている。東京都が事業主体となり、道路の整備の一環として施行する都市計画事業である<ref>{{Cite web |title=東日本旅客鉄道赤羽線(埼京線)十条駅付近の連続立体交差化計画および関連する道路計画について |url=http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/pamphlet/pdf/pamphlet_26.pdf |format=PDF |publisher=東京都都市整備局 |accessdate=2018-01-05}}</ref>。
 
長らく環境アセスメントが進んでおらず、2014年(平成26年)度と、2016年(平成28年)度のそれぞれの北区環境審議会の議事録<ref>{{Cite web |title=平成26年度 第4回 東京都北区環境審議会議事要旨 |url=http://www.city.kita.tokyo.jp/kankyo/jutaku/kankyo/shingikai/h26/documents/shingikai.pdf |format=PDF |publisher=東京都北区 |accessdate=2018-02-08}}</ref><ref>{{Cite web |title=平成28年度第1回東京都北区環境審議会議事要旨 |url=http://www.city.kita.tokyo.jp/kankyo/shingikai/documents/281_giziyoushi.pdf |format=PDF |publisher=東京都北区 |accessdate=2018-02-08}}</ref>によると、工期が11年かかることや、土地取得問題などもからみ、計画が難航していたが、2020年3月3日に国土交通省から都市計画事業の認可を取得した<ref name="認可">{{Cite press release |title=JR埼京線の連続立体交差事業に着手 |url=https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/03/03/06.html |publisher=東京都建設局 道路建設部計画課 |date=2020-3-3 |accessdate=2020-12-2}}</ref>。事業期間は、2019年度から2030年度までの予定<ref name="認可" />。