「ニューヨーク・ドールズ」の版間の差分

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{{Infobox Musician
| Name = ニューヨーク・ドールズ<br />New York Dolls
| Img = New York Dolls (2006).jpg
| Img_capt = ニューヨーク・ドールズ(2006年)
| Img_size = 250
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| Background = band
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| Origin = {{USA}}<br />[[ニューヨーク州]][[ニューヨーク|ニューヨーク市]]
| Genre = [[プロトパンク]]<br />[[グラム・パンク]]<br />[[パンク・ロック]]
| Years_active = [[1971年]] - [[1976年]]<br />[[2004年]] - [[2011年]]
| Label = [[マーキュリー・レコード]]<br />[[ロードランナー・レコード]]<br />[[アトコ・レコード]]
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'''ニューヨーク・ドールズ''' ('''New York Dolls''') は、[[アメリカ合衆国]][[ニューヨーク]]出身の[[ロック (音楽)|ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]。後の[[パンク・ロック]]に多大な影響を及ぼした。彼らのファッションは中性的な[[グラム・ロック]]のものだったが、過激なパフォーマンスや暴力行為などトラブルを常に引き起こすその存在は、パンクに繋がるものだったと評されている<ref>{{cite book|author=Kent, Nick|page=[https://archive.org/details/punkwholestory00blak/page/14 14]|title=Punk: The Whole Story|editor-last=Blake|editor-first=Mark|editor-link=:en:Mark Blake (writer)|publisher=[[:en:Dorling Kindersley|Dorling Kindersley]]|year=2006|isbn=978-0-7566-2359-3|displayauthors=etal|url=https://archive.org/details/punkwholestory00blak/page/14|author-link=:en:Nick Kent}}</ref>。
 
== メンバー ==
=== オリジナルメンバー ===
*[[デヴィッド・ヨハンセン]]:[[ボーカル]]
*[[ジョニー・サンダース]]:[[ギター]]
*リック・リヴェッツ:ギター
*アーサー・"キラー"・ケイン:[[ベース (弦楽器)|ベース]]
*ビリー・マーシア:[[ドラムセット|ドラム]]
 
=== 黄金期メンバー ===
*デヴィッド・ヨハンセン:ボーカル
*ジョニー・サンダース:ギター
*シルヴェイン・シルヴェイン:ギター
*アーサー・"キラー"・ケイン:ベース
*ジェリー・ノーラン:ドラム
 
=== 再結成メンバー ===
*デヴィッド・ヨハンセン:ボーカル
*シルヴェイン・シルヴェイン:ギター
*アーサー・"キラー"・ケイン:ベース
*[[スティーブ・コンテ]]:ギター
*ブライアン・クーニン:[[キーボード (楽器)|キーボード]]
*[[ゲイリー・パウエル]]([[リバティーンズ]]):ドラム
 
=== 『反逆という名の伝説』ゲスト ===
*[[イギー・ポップ]]
*マイケル・スタイプ([[R.E.M.]])
*トム・ゲイベル(AGAINST ME!)
*サミ・ヤッファ([[ハノイ・ロックス]]):ベース
 
== 略歴 ==
* [[1971年]]、デヴィッド・ヨハンセンとジョニー・サンダースが主になって結成。
* [[1972年]]にギターのリックが脱退。シルヴェイン・シルヴェインが加入。
**[[フェイセズ]]のUK全英ツアーのオープニング・アクトに起用され、その激しいライや中性的なファッションが注目を集め、[[アンディ・ウォーホル]]や[[ルー・リード]]、[[デヴィッド・ボウイ]]らから絶賛される。
**ツアー中にドラムのビリーが死亡(ドラッグを服用後、ホテルの浴槽で溺死している所を発見される)。バンドは新たにジェリー・ノーランを加えて黄金期メンバーとなる。
* [[1973年]]、デビュー・アルバム『ニューヨーク・ドールズ』発表。(プロデューサーは[[トッド・ラングレン]])
* [[1974年]]、2作目のアルバム『悪徳のジャングル』発表。後期ニューヨーク・ドールズのマネージャーは、後に[[セックス・ピストルズ]]をデビューさせた[[マルコム・マクラーレン]]であった。
* [[1975年]]、初来日前にジョニーとジェリーがニューヨーク・ドールズを脱退。バンドは「ドールズ」名義で活動を続ける。
* [[1977年]]、正式解散。
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活動当時はケバケバした女装ファッションや度重なるステージでの暴力行為、センセーショナルな言動、メンバーのアルコールやドラッグのトラブルなどでキワモノ扱いを受けたこともあり人気は持続せず、アルバム2作を残して解散してしまった。だが、その後サンダースがパンク勃興期のイギリスで人気を得たこともあり、[[ラモーンズ]]や[[セックス・ピストルズ]]などの英米のパンクミュージシャンに影響を与え、パンクとグラムロックの先駆的な開拓者として評価されている。また、元[[ザ・スミス]]の[[モリッシー]]が、ニューヨーク・ドールズのファンクラブを主宰していたこともある。2004年の再結成は、彼の尽力によるもの。
 
1975年に在籍していた[[ブラッキー・ローレス]]は1982年に[[ヘヴィメタル]]バンド「[[W.A.S.P.]]」を結成している。
 
== メンバー ==
=== オリジナルメンバー ===
* [[デヴィッド・ヨハンセン]] - [[ボーカル]]
* [[ジョニー・サンダース]] - [[ギター]]
* リック・リヴェッツ - ギター
* アーサー・"キラー"・ケイン - [[ベース (弦楽器)|ベース]]
* ビリー・マーシア - [[ドラムセット|ドラム]]
 
=== 黄金期メンバー ===
* デヴィッド・ヨハンセン - ボーカル
* ジョニー・サンダース - ギター
* シルヴェイン・シルヴェイン - ギター
* アーサー・"キラー"・ケイン - ベース
* ジェリー・ノーラン - ドラム
 
=== 再結成メンバー ===
* デヴィッド・ヨハンセン - ボーカル
* シルヴェイン・シルヴェイン - ギター
* アーサー・"キラー"・ケイン - ベース
* [[スティーブ・コンテ]] - ギター
* ブライアン・クーニン - [[キーボード (楽器)|キーボード]]
* [[ゲイリー・パウエル]]([[リバティーンズ]]):) - ドラム
 
=== 『反逆という名の伝説』ゲスト ===
* [[イギー・ポップ]]
* マイケル・スタイプ([[R.E.M.]])
* トム・ゲイベル(AGAINST ME!)
* サミ・ヤッファ([[ハノイ・ロックス]]):) - ベース
 
== ディスコグラフィ ==
=== スタジオ・アルバム ===
*『ニューヨーク・ドールズ』 - ''New York Dolls'' (1973年)
*『悪徳のジャングル』 - ''Too Much Too Soon'' (1974年)
* 反逆という名の伝説 - ''One Day It Will Please Us to Remember Even This'' (2006(2006)
* コーズ・アイ・セッズ・ソー - ''Cause I Sez So'' (2009(2009)
*『ダンシング・バックワード・イン・ハイ・ヒールズ』 - ''Dancing Backward in High Heels'' (2011年)
 
=== デモ・アルバム ===
*『リップ・スティック・キラーズ』 - ''Lipstick Killers – The Mercer Street Sessions 1972'' (1981年)
*『セヴン・デイ・ウィークエンド』 - ''Seven Day Weekend'' (1992年)
* ''Actress – "Birth of the New York Dolls"'' (2000年)
* ''Endless Party'' (2000年)
* ''Private World - The Complete Early Studio Demos 1972–1973'' (2006年)
 
=== ライブ・アルバム ===
*『レッド・パテント・レザー』 - ''Red Patent Leather'' (1984年)
*『パリス・バーニング』 - ''Paris' Burning'' (1993年)
* ''The Glamorous Life Live'' (1999年)
* ''From Paris with Love (L.U.V.)'' (2002年)
*『モリッシー・プレゼンツ・ザ・リターン・オブ・ザ・ニューヨーク・ドールズ』 - ''Morrissey Presents: The Return Of New York Dolls Live From Royal Festival Hall'' (2004年)
* ''Live At the Filmore East'' (2008年)
* ''Viva Le Trash '74'' (2009年)
*『バタフライン〜ライヴ1974』 - ''Butterflyin''' (2015年)
 
=== コンピレーション・アルバム ===
* ニューヨーク・ドールズ - ''Very Best of New York Dolls'' (1973(1977)
* 悪徳のジャ『ナイト・オブ・ザ・リビング・ドーズ』 - ''TooNight of Muchthe TooLiving SoonDolls'' (1974(1985)
* ''The Best of the New York Dolls'' (1985年)
* 反逆という名の伝説 - ''One Day It Will Please Us to Remember Even This'' (2006年)
* ''Super Best Collection'' (1990年)
* コーズ・アイ・セッズ・ソー - ''Cause I Sez So'' (2009年)
*『ニュー・ローズ・ライヴ・コレクション』 - ''New Rose Live Collection'' (1992年) ※日本盤のみ
*『イーヴル・ドールズ』 - ''New York Tapes 72/73'' (1993年)
*『ロックン・ロール』 - ''Rock'n Roll'' (1994年)
* ''Hootchie Kootchie Dolls'' (1998年)
* ''The Glam Rock Hits'' (1999年)
* ''Actress: Birth of The New York Dolls'' (2000年)
* ''Endless Party'' (2000年)
* ''Looking For A Kiss'' (2003年)
* ''Manhattan Mayhem'' (2003年)
* ''20th Century Masters – the Millennium collection: the best of New York Dolls'' (2003年)
 
== 脚注 ==
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* {{En icon}} [http://www.nydolls.org/ New York Dolls] - 公式ウェブサイト
* {{MySpace|newyorkdolls|New York Dolls}}
* {{Discogs artist|242613-New-York-Dolls}}
 
{{Normdaten}}
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