「ハインケル」の版間の差分

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なお、世界最初の実用ジェット戦闘機[[メッサーシュミット Me262|Me 262]]原型機の初の純ジェット飛行は[[1942年]][[7月18日]]である。もっとも、本命エンジンである[[ユンカース]]社製[[ユンカース ユモ 004|ユモ004]]の実用性獲得は[[1944年]]になってからであり、同一エンジンでのHe 280とMe 262の優劣ではMe 262に軍配が上がる。
 
[[第二次世界大戦]]末期に量産に至った唯一のハインケル社製ジェット機が[[ハインケルHe162|He 162]]である。正式な愛称は「フォルクスイェーガー(Volksjäger、国民戦闘機の意)」。また、俗称であるが「シュパッツ(Spatz、[[スズメ]]の意)」や「[[サラマンダー|ザラマンダー]](Saramander、火トカゲの意)」とも呼ばれた。シュパッツよりもザラマンダーの方がより一般的である。単発単座の軽戦闘機で、国民戦闘機の名称どおり比較的経験の浅い[[少年兵]]などでも乗りこなせることを設計目標とした。原型機は[[1944年]][[12月6日]]に初飛行した。しかし、急いで開発・実用化したためにかなり特異な設計となり、熟練したパイロットでなければ操縦が困難になってしまった。[[欧州戦線における終戦 (第二次世界大戦)|ドイツ降伏]]までに200機前後が完成し、最初にして唯一の飛行隊が[[1945年]]3~4月ごろに実働状態に入った。[[欧州戦線における終戦 (第二次世界大戦)|終戦]]までにRAFの[[ホーカー タイフーン|タイフーン戦闘機]]を含む2機撃墜の戦果(非公式)を記録している。
 
===第二次世界大戦後===