「HH-65 ドルフィン」の版間の差分

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[[2001年]]からは、[[暗視装置|ナイトビジョン]](NVG)の追加装備や[[アビオニクス]]の刷新などを行なった'''HH-65B'''への改修が行なわれた。さらに、[[2004年]]からは、エンジンをオリジナルと同じ[[チュルボメカ アリエル]]2C2(956shp)に強化した'''HH-65C'''への改修も行なわれている。さらに、沿岸警備隊が[[アメリカ国土安全保障省]]傘下に入るとともに、[[対テロ作戦]]が重視されるようになったことから、これに対応して[[武装]]強化などを行なった'''MH-65C'''も登場している。MH-65Cは、沿岸警備隊が現在進めている装備・組織の全面的改革計画である[[:en:Integrated Deepwater System Program|ディープウォーター計画]]の一環として、多任務艦載ヘリコプター(Multi-Mission Cutter Helicopter)として構想されたものである。
 
[[File:Dupont_Plaza_Fire_USCG.jpg|thumb|[[デュポン・プラザ・ホテル放火事件]](1986年)において宿泊客の救難にあたるHH-65を描いた絵]]
 
HH-65は巡視船搭載機の主力として運用されているが、小型の機体であるために自動でのローター折りたたみ機構を備えておらず、ブレードとローター・ヘッドをつなぐ2本のボルトのうちの1本を引き抜いて、人力で後方に折りたたむ手法が採用されている。1枚のブレードの重さは42kgであり、4枚のブレードの折りたたみ、または展張に要する時間は5分以内である。また、HH-65はHH-52とは異なり離着水することはできないが、緊急時に着水することを考えて、膨張式の[[フロート]]が装備されている。