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[[ファイル:Diving at the military world games, 2003.jpg|right|thumb|250px|高飛び込み]]
'''飛込競技'''(とびこみきょうぎ、または単に'''飛込'''・'''ダイビング'''とも、英: diving)は、[[水泳]]競技の一種。1m・3mの高さの飛び板からその弾力性を利用して跳ね上がって飛び込む'''飛板飛込み'''と、5m・7.5m・10mの飛び込み台から飛び込む'''高飛込み'''の2種目がある。それぞれ、個人競技と2人一組で飛び込む'''シンクロナイズドダイビング'''がおこなわれる。
 
== 概要 ==
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== ハイダイビング ==
ハイダイビング(英: high diving)。日本ではplatform divingを「高飛び込み」と訳すことが定着しているため、本競技は英語そのままで呼ぶ。

自然環境(断崖絶壁)からの飛び込みを起源として競技化された新種目で、世界水泳選手権では2013年から実施されている。競技会は港湾など十分な水深が確保できる場所(屋外)に男子27m、女子20mの飛び込み台を仮設して行われる。

競技方法や採点は前述の飛込競技をベースにしているが細部で微妙に異なり、国際水泳連盟(FINA)によって飛込競技とは別に競技規則が定められている。最も大きな違いは、ハイダイビングでは必ず足から入水することである。国内の競技規則は2020年現在、制定されていない。

安全対策として入水場所には、ダイバーが3名待機している。FINAでは飛込競技とは別に世界選手権・ワールドカップを実施している。
 
== 日本における飛込競技 ==
明治時代に伝わったといわれる。オリンピックへの出場は1920年[[アントワープオリンピック]]男子明白高飛込に出場した[[内田正練]]が最初である。1936年[[ベルリンオリンピック]]で男子飛板飛込の[[柴原恒雄]]と女子高飛込の[[大沢礼子]]の4位が最高で、今だメダルは獲得できていない。水泳競技の他の競技種目が一般的な競泳プールでも練習可能なのに比べ、飛び込みプールという専用の練習場所が必要なため、選手数・指導者数ともに少なく、普及や選手育成には障害が多い。
 
比較的新しい競技であるハイダイビングは、2020年現在、国内に練習可能な場所が無く、国内で競技会が行われたこともない。海外の競技会に代表選手を派遣したこともなかったが、2018年11月「FINAハイダイビングワールドカップ・アブダビ大会」に荒田恭兵選手が日本人初・アジア人初のハイダイバーとして出場した。[[2022年]]に福岡市で開催される予定の第19回[[世界水泳選手権]]では、ハイダイビング競技も実施予定である。
 
== 飛込競技を題材にした作品 ==