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=== 建築積算設計 ===
設計業務段階で工事予算金額を把握するため,過去のデータを基にまずは概算金額を出すが、概算金額を基に,設計条件の設定や収益計算などを行う。実施設計が完了するまではその建物についての精度の高い工事金額がつかめない等のために概算で算出する場合が多い。精度の高い工事予算書を作成するためには実施設計が完了した時点で[[積算]]を行う。このために 工事を発注する場合はこの作業にかかる時間(日数)を考慮して工事の入札·発注日を決めておく必要がある。
 
概算予算の出し方は,同種、同様の過去の実績データと[[実勢単価]]の変動を考慮して,建物の[[坪単価]]を利用して計算することが多い。ただし,特殊な機器,設備,家具等は専門業者に見積もりを依頼するとより正確になる。これに対して,実施設計をもとに厳密に所要数量を拾い,現場経費(現場運営費、人件費,保険等も含)まで計算した工事予算を積算設計し算出することを精算ともいい,入札や見積り提出時の基準となる。この時拾い出した数量は実行予算の作成や下請け業者との契約の資料にもなる。
 
また、同様の工事の過去のデータ,標準的工法,地下の有無,地質条件等を基に工期を決定するが、設計段階や積算段階では全体の調整が行いやすく短時間で作成可能な棒線工程表を用いる場合が多い。
 
== 見積り・契約・施工 ==