「後件肯定」の版間の差分

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常識でおかしいことがわかる例としては、
 
人間は哺乳類である。クジラは哺乳類である。よって、人間はクジラである。
クジラは哺乳類である。
よって、人間はクジラである。
 
が挙げられる。
 
上記の例がすべて間違っていることは明らかだが、人間の目を簡単に欺く後件肯定の具体的な例はたくさんある。たとえば、次のようになる:
 
  米国での暴力犯罪の大部分は年収が3万ドル未満の男性が犯した。
 
したがって、年収が3万ドル未満の男性を見ると、
 
彼は暴力犯罪者である可能性が高いである。
 
という日常的な推論も、後件肯定の誤謬の例である。
 
したがって、後件肯定などの誤謬に精通していないと、日常的に間違った判断をする可能性がある<ref>{{Cite web|title=Introduction to Fallacies - Fallacies of Unclarity|url=https://www.coursera.org/lecture/logical-fallacies/introduction-to-fallacies-e1DiG|website=Coursera|accessdate=2020-12-21|language=ja}}</ref>。
 
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