2,967
回編集
MathXplore (会話 | 投稿記録) m (→外部リンク) |
m |
||
'''合同法'''(ごうどうほう、{{Lang-en-short|Acts of Union 1800}})は、[[グレートブリテン王国]]において定められた、[[アイルランド王国]]とグレートブリテン王国との合併を定めた法律。これに従い、[[1801年]][[1月1日]]に[[グレートブリテンおよびアイルランド連合王国]]が成立した。
この法律は[[イギリスの議会|グレートブリテン議会]]および[[アイルランド議会 (1297-1800)|アイルランド議会]]の双方で可決成立した。アイルランド議会には、1782年制定の[[アイルランド憲法 (1782年)|アイルランド憲法]]により大幅な自治権が認められていた。このため1799年に合同法が提案された際には[[ヘンリー・グラタン]]など多くの議員が法案に反対している。しかしグレートブリテン議会による働きかけと1798年に発生した
合同法でアイルランドは、合併後の議会において100以上の議席を確保することとした。これは当時の人口比よりも多い。アイルランドにおける信教の自由も保証され、[[カトリック教会|カトリック]]教徒が議員となることも許可されたが、これはアイルランド議会においては許されていないことであった。[[カトリック解放]]については国王[[ジョージ3世 (イギリス王)|ジョージ3世]]が強硬に反対したため、その施行は1829年まで引き延ばされている。
|