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'''加賀 淳子'''（かが あつこ、[[1920年]][[3月2日]]-？）は、[[日本]]の[[作家]]。
==人物・来歴==
[[東京府]]生まれ。本名・吉村美名子。[[高等女学校]]卒。[[佐藤春夫]]に師事し、[[時代小説|時代]]・[[歴史小説]]を書いた。元華族・[[島津忠重]]の養女とのふれこみであったが、1950年「浮雲城」の連載を『[[改造]]』に連載開始したところ、これが[[近衛文麿]]の娘・昭子と整体師・[[野口晴哉]]をモデルとしたものであるところから関係者による圧力があり中絶<ref>1950.01.08「読売新聞」モデル小説に旧華族婦人大恐慌 あわや暴露合戦 “浮雲城”執筆停止申し入れ</ref>。のち1970年土地問題の係争から私文書偽造で夫とともに逮捕された<ref>1971.09.07「読売新聞」作家加賀淳子夫妻を逮捕 借家のイザコザで書類偽造／東京地検</ref>。以後は消息不明である。
==著書==
*『足軽女房・蔭武者
*『無官の忍者
*『女心乱麻
*『小説の材料袋
*『野伏千人町を行く
*『皇女悲歌
*『歴史の謎
*『有情無情
*『脱島記
*『白いたそがれ
*『臆病天下一
*『海賊大名
*『南朝・北朝』(現代人の日本史 [[河出書房新社]] 1960
*『火炎に生きる
==脚注==
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{{Normdaten}}
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