「酉陽雑俎」の版間の差分

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テキストの伝世に関しては、不明な点が多く、後集10巻の中には、[[明]]代の遺文を蒐集した部分が少なからず含まれるとされる{{sfn|曾雪梅|段成式|2018|pages=380-381}}。
 
=== 撰者段成式 ===
撰者の[[段成式]]は、時の宰相や剣南西川[[節度使]]であった[[段文昌]]の子である。[[字]]は柯古。[[青州 (山東省)|青州]][[臨淄区|臨淄県]]の出身[[本貫]]は[[柯古斉州]][[鄒平県]]。官は[[秘書省]]の[[校書郎]]となり、宮中にある秘閣の蔵書に精通していた<ref>{{Cite book|title=唐詩選|date=2000年10月16日|year=|publisher=岩波文庫}}</ref>。その上、段家には蔵書が多く、また、[[仏典]]にも詳しかった。[[江州 (江西省)|江州]]刺史、[[太常少卿]]などの官を歴任した。官を辞してからは、[[襄陽郡 (中国)|襄陽]]に居を構え、[[863年]]([[咸通]]4年)に没した<ref>{{Cite book|title=酉陽雑俎 1 382|page=7|date=1980年07月01日|year=|publisher=平凡社}}</ref>。
 
== 関連文献 ==