「ジャンクDNA」の版間の差分

 
ゲノム上の塩基配列には、[[翻訳]]を受けないいわゆる非蛋白質コード領域<!--([[イントロン]])-->が多数存在することが知られており、この中には、[[DNA複製]]の開始点として定義される'''複製起点'''、あるいは'''プロモーター'''、'''エンハンサー'''、'''サイレンサー'''といった遺伝子の発現を制御する生命活動に非常に重要な領域が含まれている。このことは、蛋白質にならない領域が無駄なものではないことを明確に示している。
 
ヒトゲノムのおよそ97%は"ジャンク"であることうち役割示され判明しているのは3%に過ぎない
 
これとは対照的に[[トラフグ]](''Fugu rubripes'')のゲノムサイズは人間の1/10程度しかないが、ゲノムの1/3に有効な遺伝子としてコードされており、ほぼヒトと同数の遺伝子をもっていると考えられている。
 
ちなみに[[玉葱]]のゲノムサイズはヒトゲノムの約12倍であり、ヒトより多くの"ジャンク"をふくんでいると考えられる。