「さんまの東大方程式」の版間の差分

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*ディレクター:中村秀和、瀧澤卓、小林周一、日比野大輔、大平進士、安達敏春、平田悠起、豊嶋隆一、大峯あつし(大峯→第3〜5弾)、瀧(鎌)田健太(瀧田→第6-8弾、瀧田→第8弾鎌田名義)、岩堀陽・稲葉知周、石田尚生、西川知以、薄井大介(岩堀以降→第7弾、岩堀→第3〜5弾はAD)、佐藤一輝(第8弾)
*演出:横森あつし(第7弾まで)
 
== 番組に対する評価 ==
東京大学部農学部卒であり、現在は書籍ライターとして活動している池田渓は自身の著書内にて当番組を徹底的に批判しており、過去の放送回を視聴した上で「基本的に東大生を『変人』あつかいすることで笑いをとっている」事を理由に「僕たち東大の卒業生にとって見るに堪えないものだった」と辛辣な意見を述べている{{sfn|池田|2020|pp=149-150}}。また、バラエティー番組という名目上、素材に過剰な編集を施した結果であったとしても「この番組は世間の東大生に対する偏見を大いに助長するもの」であると断言している{{sfn|池田|2020|p=150}}。その他にも、番組内で司会の明石家さんまとの会話が嚙み合わなかったり、話を振られて挙動不審になる東大生を笑いものにしている場面に対しては「ズレた受け答えをしたり、挙動不審になったりしている様をみんなで笑うというのは人として最低の所業だ」と番組側のスタンスに対して厳しく非難している{{sfn|池田|2020|pp=150-153}}。事実、池田の著書内においては、当番組の影響でかつて務めていた職場の上司や先輩から悪質ないじめを受けたとされる東大卒の男性のエピソードも紹介されていた{{sfn|池田|2020|pp=148-149}}。なお、その男性は「関西において明石家さんまの影響力って大きい」と述べた他、池田と同じく「東大関係者にとってあれほどうっとうしい番組はない」「あんな番組に出演して、テレビ的に誇張されたキャラクターと実名とをセットで全国にさらしたことは、出演後の人生できっと汚点になる」などと辛辣な意見を述べている{{sfn|池田|2020|pp=149,153}}。
 
== 脚注 ==
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=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
* {{citation|和書|first=渓|last=池田|year=2020|title = 東大なんか入らなきゃよかった - 誰も教えてくれなかった不都合な話 - |publisher = 飛鳥新社}}
 
== 外部リンク ==