「グレムリン (映画)」の版間の差分

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発明家の'''ランダル・ペルツァー'''は、セールスのために訪れた街で息子の[[クリスマスプレゼント]]を選ぼうと、[[中華街|チャイナタウン]]の[[骨董店]]のドアを訪れた。埃っぽい店の中を物色していると、布で覆われた籠から歌が聞こえてきた。中を覗いたランダルはその生き物をすっかり気に入り、店主に値段を聞くが、店主に「'''モグワイ'''は売り物ではない」と販売を断られてしまう。しかし店主の孫が、家庭が貧窮していることを理由に逆にモグワイを買って欲しいと告げ、店主に内緒でランダルにモグワイを譲ってくれた。ランダルはモグワイを連れて家路につくのだった。
 
冬の季節を迎えているキングトン・フェールズでは、豊かではないが互いに思いやりの心を持った妻の'''リン'''と、素直に育った息子の'''ビリー'''が一緒にクリスマスを祝おうとランダルを待っていた。モグワイをプレゼントされ喜ぶビリーに、ランダルは骨董店の少年と交わした「3つの約束」を守って育てるように約束させる。一家は素直で愛らしい仕草を見せる利口なモグワイに'''ギズモ'''と名づける。しかし、偶然の重なりから3つの約束は一つずつ破られてしまい、その度に田舎町で不思議な事件が起こる。とうとうその原因がギズモから分裂した悪戯好きで残酷な[[グレムリン]](小鬼)の群れによるものと分かった時には、街はグレムリンの暴走でパニックに陥っていた。ビリーとギズモ、それにビリーの恋人'''ケイト'''は、グレムリンのリーダー格・'''ストライプ'''率いるグレムリン軍団を相手に奮闘する。
 
町のいたるところで惨状を見せながらも平穏が戻ったキングトンに、あのチャイナタウンの老人が訪れ、ランダルとビリーに「約束とはどういうものか分かったでしょう」と語りかける。再び引き取られていくギズモの心にも、ビリーの心にも確かな友情が残っていた。老人は語る。「いつか君たちにもモグワイを飼う資格を得る時がくる」と。