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→‎概説: ご指摘の箇所は、藤原鶴来の『和漢書道史』の緒論を典拠としています。
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== 概説 ==
[[ファイル:Gyokusen jo ONO MICHIKAZE.JPG|thumb|150px|left|『[[小野道風#玉泉帖|玉泉帖]]』(部分)<br>[[小野道風]]書]]
文字ははじめ実用として生まれたが、文化の進展につれ美的に表現する方法が生まれた{{要出典|date=2020-12}}。この美化された文字を書という。書道とはこの文字の美的表現法を規格あるしつけのもとに学習しながら実用として生活を美化し、また趣味として心を豊かにし個性美を表現していくことである。そしてその学習過程において人格を練磨し情操を醇化していく。よって書道は人間修養の一方法であり、古来中国では[[六芸]]の一つとして尊崇されてきた<ref name="fujiwara">藤原鶴来(緒論)</ref>
 
書道は主に[[筆|毛筆]]と[[墨]]を使いその特徴を生かして紙の上に文字を書く。その技法([[書法]])には、[[書法#筆法|筆法]]、[[書法#間架結構法|間架結構法]]、[[書法#布置章法|布置章法]]があり、それぞれに様々な方法が編み出され、[[書体]]や[[書道用語一覧#書風|書風]]などによって使い分けられている。<!--日本の書道史へ→ 日本では[[昭和|昭和時代]]からの大規模な[[書道展]]の開催により、書道が近代芸術としての地位を確立したことから、その芸術作品としての創作方法も書の技法に加わった。-->技法の習得には色々な教育機関を通じて[[書家]]に師事し古典を中心に学習し、書道展などに出品しながら技量を高めていくのが一般的である。<!--日展へ→ 日本の代表的な展覧会である[[日展]](日本美術展覧会)の第五科(書)では、漢字、[[かな (書道)|かな]]、[[篆刻]]、[[調和体]]の4領域が実施されている。-->