「フィラデルフィア管弦楽団」の版間の差分

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その一年後の2012年10月、更生手続きは予定通り完了し、セガンが正式に第8代音楽監督に就任、[http://www.philorch.org/sites/default/files/concert/pdfs/The%20Verdi%20Requiem_0.pdf シーズン・オープンのコンサート]、[[レクイエム (ヴェルディ)]]を、本拠地キメル・パフォーミング・アーツ・センターにて、満員御礼で迎えた。<ref>[http://www.philly.com/philly/news/nation_world/20121021_Nzet-Sguin_takes__Requiem__to_new_place.html]</ref> [[ナショナル・パブリック・ラジオ]]は、これを[http://www.npr.org/blogs/deceptivecadence/2012/10/18/163100834/philadelphia-orchestra-reboots-with-new-music-director フィラデルフィアの復活]と呼び、他のすべての米国オーケストラが同じように財産難に陥っているなか、果たして、フィラデルフィアほどの決断力と実行力を持ちえるのか、懸念を示している。 また、カーネギー・ホールでも、[[ヤニック・ネゼ=セガン]]と本楽団のコンビネーションが[http://www.nytimes.com/2013/01/19/arts/music/philadelphia-orchestra-with-nezet-seguin-at-carnegie-hall.html センセーショナルな成功]を果たし、2013年-2014年のシーズン・オープンコンサートに[http://www.carnegiehall.org/Calendar/2013/10/2/0700/PM/Opening-Night-The-Philadelphia-Orchestra/ 本楽団を指名]した。
 
2016年6月第一週、フィラデルフィア管弦楽団を率いての来日公演中に、ニューヨークのメトロポリタンオペラ座歌劇場が次期音楽監督にヤニック・ネゼ=セガンを指名する、との正式発表がなされ、メディアを大いに沸かせた。フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を兼務しながらのメトロポリタンオペラ音楽監督の就任となる。ニューヨークとフィラデルフィアは、高速鉄道で1時間を少し超えた、感覚としては名古屋と大阪の距離位置にある。[[ヤニック・ネゼ=セガン]]は、かつてカラヤンがウィーンオペラ国立歌劇場とベルリンフィルの間を行き来していたような精力的な活動を、フィラデルフィア管とメトロポリタンオペラ歌劇場の間で活躍していくことになる。
 
本楽団は、世界初演や米国初演のコンサート以外に、数々の「世界初」や「米国初」を保持しているが、2012年は、世界で初めて民事再生法の更生手続きを経て復活したオーケストラとなった。<ref>[http://www.bloomberg.com/news/2012-08-21/orchestras-fight-hard-times-through-bankruptcy-seeking-new-model.html]</ref>