「自動周波数制御」の版間の差分

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'''自動周波数制御'''(じどうしゅうはすうせいぎょ)は、受信周波数を安定にするための電子回路である。英語のAutomatic frequency controlからAFCと略される。
 
アナログ[[同調|チューニング]]方式の[[受信機]]でよくみられたもので、受信周波数と放送周波数のずれを[[フィードバック]]して、自動的に放送周波数に合わせる回路である。[[周波数変調|FM]]では、受信周波数がずれると[[直流バイアス|DC]]オフセット]]が生ずるので比較的容易に回路を構成することができた。
 
その後誕生した[[周波数シンセサイザ|PLLシンセサイザ]]を用いたデジタルチューニングの受信機では、受信周波数は[[水晶]]精度で決定されるためAFCは不要となった。しかしながら、近年、[[移動体通信]]でよく使われるようになってきた、[[復調|遅延検波]]を使う[[デジタル変調]]の受信方式では、わずかな周波数ずれでも受信が出来なくなるため、AFCが必要であり、再び使われるようになった。
 
== 関連項目 ==
* [[北海道・本州間連系設備]]
 
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