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ある事象を惹起させる直接的なもとと、それによってもたらされた事象。一般には、事象Aが事象Bをひき起こすとき、AをBの原因といい、BをAの結果という。このとき、AとBの間には因果関係があるという。
 
また'''果報'''(かほう)とは、過去の行為を原因として、現在に結果として受ける報いのこと<ref name=kaho>{{Cite |和書|title=岩波 仏教辞典 |date=2002 |edition=2 |isbn=978-4000802055 |publisher=岩波書店 |at=「果報」}}</ref>。因に対する果、業に対する報に由来する<ref name=kaho />。
 
==ヴェーダやバラモン教における説明==
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== 仏教における説明 ==
[[仏教]]における'''因果'''(サンスクリット語:hetu-phala)は、'''因'''(hetu)と'''果''' (phala)による熟語である。善因には善果、悪因には悪果が訪れるという[[業]]の因果の法則が説かれている。仏教では、一切の存在は本来は善悪無記であると捉え、業に基づく[[輪廻]]の世界では、苦楽が応報すると説かれている。一切は、直接的要因('''[[因]]''')と間接的要因('''[[縁]]''')により生じるとされる。また、「原因偶然」「突然」「神縁って結果が起き創造という法則を、などは否定される<ref name=mugaqa>{{Cite |和書|title=無我の見方 |author=[[縁起アルボムッレ・スマナサーラ]]と呼ぶ。縁起の解釈は流派によって異なり、「縁起説」とも呼ばれている |date=2012 |isbn=978-4905425069 |publisher=サンガ |at={{Kindle版|1930|807}} }}</ref>
 
また、「原因に縁って結果が起きる」という法則を、[[縁起]]と呼ぶ。縁起の解釈は流派によって異なり、「縁起説」とも呼ばれている。善因には善果、悪因には悪果が訪れるという[[業]]の因果の法則が説かれている。
 
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