「京王5000系電車 (初代)」の版間の差分

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| 画像説明 = 京王5000系(初代)<br/>(2004年11月14日、若葉台検車区)
| 運用者 = [[京王帝都電鉄]]
| 製造所 = [[日本車輌製造]]・[[東急車輛製造]]・[[日立ひたち製作所]]
| 製造年 = 1963年 - 1969年
| 製造数 = 155両
 
== 概要 ==
[[1963年]]([[昭和]]38年)から[[1969年]](昭和44年)にかけて155両(うち5000系が4両編成23本、5100系が2両編成12本・3両編成13本)が[[日本車輌製造]]・[[東急車輛製造]]・[[日立ひたち製作所]]で製造された。[[架線]]電圧の1,500V昇圧に伴って投入され{{refnest|group="注"|営業運転開始は1963年[[8月4日]]<ref>京王れーるランド内展示の「京王線5000系のあゆみ」〈京王電鉄株式会社運輸部営業課、2002年10月作成〉より</ref>。}}、京王帝都電鉄[[京王線]]が[[路面電車]]由来の軌道線から本格的な都市鉄道への脱皮を果たしたことを象徴する車両である。また、この車両から前面に[[貫通扉]]を設置した。
 
前年に登場した[[京王井の頭線|井の頭線]]用の[[京王3000系電車|3000系]]に続いて、[[1964年]](昭和39年)度の[[鉄道友の会]][[ローレル賞]]を受賞している。同一[[鉄道事業者]]の2年連続受賞は京王が初であった。この5000系を最後に、京王はローレル賞、[[ブルーリボン賞 (鉄道) |ブルーリボン賞]]を受賞していない。
5000系は2M2Tcの高経済車として製造された。[[WN駆動方式|WN継手式駆動]]の補極・補償巻線付直巻主電動機 (130kW)、[[発電ブレーキ|発電制動]]付一回転カム軸式主制御器、ARSE空制装置、PS13型[[集電装置|パンタグラフ]]を搭載した。[[起動加速度]]は2.5km/h/s、弱め界磁制御を15%までの広範囲で行い、5.60(150kW車は6.07)という大歯車比と30km/h台の低[[定格]]速度<ref group="注">特に150kWモーター車の定格速度は丁度30km/hであるため、速度比は4倍にも及ぶ。</ref>にも関わらず80km/h時の加速度1.5km/h/s、平坦線釣合速度120km/hの高性能を有する<ref group="注">在籍当時の営業最高速度は105km/h。</ref>。
 
制御器は[[日立ひたち製作所]]製で、MMC-HTB-20BもしくはMMC-HTB-20Cが使用された。両制御器の制御段数はともに弱め界磁起動1段、直列12段、並列6段、弱め界磁6段、発電制動20段である。パンタグラフは後年PT42形に変更され、余ったPS13形は井の頭線に転用されている。運転台は低運転台で、回転式2ハンドルで運転される。速度計は140km/h表示である。
 
台車に関しては当初、クハには昇圧工事に際して廃車となった小型車のもの([[イコライザー]]式の台車)が流用される予定であったが、[[東急車輛製造]]・[[日本車輌製造]]・[[日立ひたち製作所]]が試作的な空気バネ台車を制作して提供したため、新品の台車で揃えることができたというエピソードがある<ref>[[交通新聞社]]「鉄道ダイヤ情報」2009年2月号(通巻332号)、p.39。</ref>。
 
5100系は当初5070系と呼ばれ、[[京王2700系電車|2700系]]を電装解除した上で台車・制御器・110kWの主電動機を流用、性能も2700系相当とはいえ、最高運転速度105km/hには問題なく対応していた。第13編成からは5000系と同じ主電動機130kWのカルダン駆動に変わったが、形式上の区別なくデハ5070形及びクハ5770形として製造された。第19編成から3両編成となったが、5000系との番号重複の恐れが出て来たため5100系として登場。5070系として登場した18本も5100系に改称した<ref group="注">5000系の中間車、デハ5050形5071号は1969年製造。</ref>。前後してカルダン駆動の第13 - 18編成は中間車を増備して3連化された。
[[Category:日本車輌製造製の電車]]
[[Category:東急車輛製造製の電車]]
[[Category:日立ひたち製作所製の電車]]
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