「安息香酸ナトリウム」の版間の差分

[[アスコルビン酸]]([[ビタミンC]]、E300)との反応により、安息香酸ナトリウムおよび[[安息香酸カリウム]]から[[ベンゼン]]が生成されることがある。2006年、[[米国食品医薬品局]]は、アスコルビン酸と安息香酸塩]の両方を含む、米国で入手可能な100の飲料100種を試験した。そのうち4つには、飲料水に対して[[環境保護庁]]によって設定された5[[ppb]]の{{仮リンク|最大汚染物質レベル|en|Maximum Contaminant Level}}を上回る濃度でベンゼンが含まれていた。<ref name=FDA>{{cite web|url=https://www.fda.gov/food/foodborneillnesscontaminants/chemicalcontaminants/ucm055815.htm |title=Data on Benzene in Soft Drinks and Other Beverages | publisher = [[米国食品医薬品局]] |date=16 May 2007 |accessdate=7 November 2013 | archive-url = https://wayback.archive-it.org/7993/20170112012123/https://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/ChemicalContaminants/ucm055815.htm | archive-date = 12 January 2017}}</ref>。制限を超えた試験結果が出た飲料のほとんどは、再製剤化され、その後は安全限界を下回った試験結果が出た<ref name=FDA/>。熱、光、および貯蔵期間によって、飲料中でベンゼンが形成される速度が増加しうる。