「司教杖」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
1行目:
[[File:Crosse Cluny.jpg|thumb|150px|right|[[カトリック教会]]の黄金製の司教杖([[13世紀]]・[[カルカソンヌ]])]]
'''司教杖'''(しきょうじょう)は、[[司教]]([[主教]])が祭式の時に手に持つ[[杖]]のことである。'''牧杖'''、あるいは'''バクルス'''([[ラテン語]]:{{Lang-la|'''baculus'''}})とも言う。
 
== 概要 ==
典礼の冠の[[ミトラ (司教冠)|ミトラ]]同様、司教(主教)の権能の象徴である。司牧者としてその教区の信徒を牧することを表すため、[[カトリック教会]]の司教杖は[[羊飼い]]の杖に似せて、先端が曲がった[[ゼンマイ]]のような形をしている。[[聖公会]]では'''牧杖'''あるいは'''パストラルスタッフ'''と言う。
 
{{Main2|[[正教会]]で、[[主教]]や、高位の[[修道司祭]]たる[[掌院]]が用いる杖については[[権杖]]を}}