「インスタントラーメン」の版間の差分

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→‎歴史: 生タイプ麺に関する記述を年表に追加。
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*[[1971年]] - 日清食品が「[[カップヌードル]]」を発売し、世界初の[[カップラーメン]]が登場{{Sfn|日本即席食品工業協会||p=35}}。開発当初よりパッケージ商品として様々な点が考慮されており、容器も耐久性・耐油性に優れていた。発売当初の売上は今ひとつだったが、[[連合赤軍]]の[[あさま山荘事件]]にて、[[警視庁]]の機動隊員が食べている姿がテレビで流されたのをきっかけに大ヒットする。
*[[1975年]] - [[東洋水産]]が、世界初のカップ[[うどん]]である「マルちゃんのカップうどんきつね」を発売する。
*[[1989年]] - [[シマダヤ|島田屋東京總本店]]が初の[[生タイプ麺]]製品となるカップうどんを発売<ref name="gakken1998p110-111">田中浩司・たかや健二 『インスタントラーメンのひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)』 学習研究社、1998年 P.110-111 ISBN 4-05-200962-2</ref>。
*[[1991年]] - 明星食品が生タイプ麺を使用したカップラーメン「夜食亭生タイプ」を発売<ref name="gakken1998p110-111" />。
 
[[1980年代]]からは、調味油、[[味噌]]、ゴマだれなどの複数の液体の調味料を付ける製品も多くなり、小[[エビ]]や[[豚肉]]、[[鶏卵]]などの具材も乾燥して同梱するインスタントラーメンが普及した。もっとも、豊富な具材が製品単価を押し上げる要因にもなり、また生の食材には味が及ばないとして、一部のカップ麺を除き一旦は市場から消えた。しかし、[[1990年代]]には[[レトルト食品|レトルト]]化した調理済みの具材や麺を同梱した高級品も登場し、[[2000年代]]には人気ラーメン店とのコラボレーションへと進化、それらが付属しない通常の製品と二極化が進んでいる。